本格始動した虎ノ門ヒルズ、大人男必見は贅沢＆リラックスの床屋「ザ・バーバー」！

「ザ・バーバー虎ノ門ヒルズステーションタワー」のスタッフ大集合。中央は店長さん。服装はすべて私服で、みなさんハイセンスですね。スーツがルールでその枠で自由に着ていいそうです。

10月6日（金）本日、「ステーションタワー」が開業して完成に至った「虎ノ門ヒルズ」。
なにせ同名の地下鉄駅までありますからね……すごいなあ、森ビルの政治力。
先日開催された内覧会に行き、短時間ながら気になるスポットをチェックしてきました。
数回にわけてお届けする予定の第1弾となる今回は、バーバー（英語的な言い方ならバーバーズ）。
そう、美容室ならぬ床屋です。
その名も「ザ・バーバー虎ノ門ヒルズステーションタワー」。
リラックスして身体を任せ、ゆっくりと時間を過ごしたい大人男必見の店だと思います。

最初にお断りしておきますと、わたしは10代の頃から美容室に通ってきた人間で、ファッションを伝える仕事でもビジネス系メンズにあまり馴染みがありません。
男性向けお洒落バーバーと聞いて思い浮かぶ、ポマードで髪を固め腕にタトゥーの入った店員さんのアメリカンクラシックも、オトコ感強すぎて好みじゃないです（イヤでもありませんが）。
そんな者が同店で心惹かれたエッセンスとはなにか、短くさくっとお話していきます。
内覧会でスナップしてきた写真とともにどうぞ！

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窓からの自然光が差し込む開放的な店内。モダンな家のように重厚かつミニマルな内装。天井のメッシュメタルがインダストリアル感も匂わせます。

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前後左右にたっぷりと広く取った座席は個室のように仕切られたプライベートな空間。銀座、青山、広尾などに店を持つザ・バーバー系列のうち、床がチェッカー模様なのはここだけ。近代的なビルと馴染む軽やかさです。

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入り口近くにさらりと置かれたレトロな箱は、タオルを蒸す専用マシン。カッコよすぎです！髭剃り前に顔に当てたり首を温める蒸しタオルは、床屋ならではの愉しみ。

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いったん座ると客はこの場から動く必要なし。イスがフルリクライニングします。洗髪は写真左の白い器具にて。回転させて頭部の位置にして洗う仕組み。

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ビル7階の窓際にあるのがとてもいい！抜け感がありビル群もごちゃごちゃしておらずクリーンな眺め。東京タワーも見れちゃいます。夕方から夜もよさそうですね。窓は覆えるため日差しが眩しくても安心。

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ザ・バーバーのネーム入りの本格的なジャケットハンガー。こういうちょっとしたところがラグジュアリーで大人心をくすぐります。

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イスにはヒーター設備もあり寒がりな人は嬉しいでしょう。靴を脱いで休めるフットレストも電動式で稼働するハイテクさ。

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店内で使うコスメはザ・バーバーのオリジナル。Amazonでも買えますから、途切れたら店に行かなくてもすぐ注文できて便利。

髪を切るのに行きつけの店がある人は多いでしょう。
短い時間でサッと済ませるのも、忙しい人の日常かもしれません。
でも例えば映画を一本見に行く時間の余裕があるなら、その時間をここで過ごすのも一興な気がします。
日常から離れられるリラックスムードがあるんです。
ゴージャスな場所にありがちなドヤ顔も感じず。
（感覚は人によるかもしれませんが）

落ち着いた内装、クラシックすぎない店構え、客がなにを望んでいるかを考えた店のあり方、ビル7階の絶妙な高さの景観、窓から外へと続く開放感、といったさまざまな要素が絡み合っての居心地のよさなのでしょう。
あと気になるのはスタッフさんですが……みなさんに内覧会で軽く接した限りでは好印象でした。
とはいえ相性のよさは実際に髪を切っていただいて初めてわかるもの。
そこさえもクリアできたなら、きっとリピーターになるザ・バーバー虎ノ門ヒルズステーションタワーです。

気になる料金は、最小限のカット＆シャンプーで¥6,930（税込）。
昨今の美容室相場と比較すると、この贅沢スペースにしてはお高くないでしょう。
髭剃り、シャンプーと同時のヘッドスパ（シャスパ）などを加えると、¥9,680（税込）〜12,100（税込）。
仕事途中に寄れる行きつけにするもよし、お出かけ気分でたまに訪れるもよしの素敵なスポットです。

All photos&text©KAZUSHI

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