ミラノで開催されたファッション・ウィークで、ふたりのレジェンド・モデルが話題をさらった。ヴェルサーチェの2024SSのランウェイで、ジジ・ハディッドやケンダル・ジェンナーら人気若手モデルたちを横目に、トリを飾ったのは元祖スーパーモデルのクラウディア・シファー。2018年の同ブランドのショー以来となるサプライズでの登場に観客が沸いた。
全盛期と変わらぬ見事なスタイルで、グリーン&シルバーのビーズとレースをあしらったランジェリードレスを着こなしたクラウディア。髪も肌もツヤツヤで、まるで彼女だけは歳を取るのを止める方法をみつけたかのようだ。若々しさの秘密についてクラウディアは、「健康的な生活を送り、たっぷり睡眠を摂ること」と答えている。
9月14日にロンドンで行われたイベント「ヴォーグ・ワールド」では、ナオミ・キャンベル、シンディ・クロフォード、クリスティ・ターリントンとリンダ・エヴァンジェリスアの4人がショーのクロージングに現れたばかり。そこにクラウディアの姿はなかったのは、4人が出演するスーパーモデルブーム時代のリアリティ番組のPRのためもあるだろうけれど、このサプライズのためもあったのかもしれない。
同じミラノ・コレクションで、ドルチェ&ガッバーナのショーのクロージングを飾ったのはナオミ。ランジェリーが透けるトランスペアレント素材の黒いドレスを着こなす姿は、ランウェイの女王さながら。
ナオミもシンディも、90年代のスーパーモデルブームを牽引した立役者。そんなふたりが53歳になる現在も現役で活躍している姿に、胸が熱くなる。
---fadeinPager---
---fadeinPager---
ドルチェ&ガッバーナのショーのクロージングを飾ったナオミ。