スコットランド・スカイ島が誇る、海に育まれたシングルモルトウイスキー、タリスカーから、海洋保護パートナーのPARLEY FOR THE OCEANS (パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ)とコラボレートした限定商品、「タリスカー ワイルダー・シーズ」が登場した。これはブランド初となるコニャック樽で追加熟成したもので、タリスカーらしい潮風、黒胡椒、そしてスモーキーな印象はそのままに、ドライフルーツ入りの大麦パンのような香りや、果実味のあるワインのフレーバーなどが加わり、よりリッチでフルーティな仕上がりとなっている。
ボトルには、クリーンな第二世代バイオディーゼル燃料で製造した、100%リサイクル素材を使用。環境への配慮から外箱とメインラベルを廃止、代わりにスカイ島沿岸の海中地形にインスパイアされた、波状のセラミックアートが施されている。また、「タリスカー ワイルダー・シーズ」を購入すると、1本に対して3ポンド(約500円)がタリスカーの海洋保護パートナーのパーレイ・フォー・ジ・オーシャンズへと寄付されるのだ。
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この限定商品、「タリスカー ワイルダー・シーズ」の発売に合わせて、9月22日から24日の3日間限定で、六本木ヒルズの大屋根プラザに、タリスカー ウィルダネス バーがオープンした。このバーでは、“ウィルダネス”というその名前の通り、都会の中心にいながら、タリスカーの故郷であるスカイ島の荒々しい自然や潮風を感じるような雰囲気の中で、香ばしく焼き上げた肉料理とのペアリングが愉しめるなど、海に育まれたタリスカーならではの世界観が表現された。
タリスカー ウィルダネス バーでは、国内外で活躍する水中写真家の篠宮龍三氏と鍵井靖章氏をゲストに迎え、MHDシングルモルトアンバサダーのロバート(ボブ)・ストックウェルとのトークショーも開催された。フリーダイビングでの記録をもつ篠宮氏は、タリスカーと海洋環境保護団体、パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズとのコラボレーションについてコメントを寄せた。
「僕は世界中の海でクジラを撮影することが多いのですが、ゴミのネットがヒレに絡まっているような個体を見かけることがよくあり、とても胸が苦しくなります。クジラがいるような水深の深い外洋でも、やっぱりいろんなゴミが浮遊しているんですよね。僕個人にできることは本当に限られていますが、毎回一個でもいいから、見かけたゴミは拾ってもって帰ってくるようにしています。おいしいお酒を飲むことで、海洋保護活動の応援をできるというのは、参加しやすくてすごくいいことだと思いました」
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スカイ島の海辺に蒸留所を構え、1830年の創業当時の製法を守り続けているタリスカーでは、荒れ狂う海からの風雨も濃密なミストも、すべてを自然の恵みと捉え、そのまま自らのアイデンティティへと昇華してきた。文字通り自然と海に育まれたタリスカーにとって、スカイ島の自然や海は魂そのものであり、その豊かな恩恵に対して深い感謝の意を表すことは、ウイスキーづくりを続けていく上で、何よりも大切していることのひとつなのだ。
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タリスカーでは、2020年から海洋環境保護団体、パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズとパートナーシップを結び、23年までに世界中の1億平方メートルの海洋生態系の保全および保護を目標に掲げ、海洋生態系や海洋の研究と、保護活動への支援・募金活動といった、様々な取り組みを進めている。「タリスカー ワイルダー・シーズ」を購入すると、1本に対して3ポンド(約500円)がパーレイ・フォー・ジ・オーシャンズへと寄付され、海洋保護活動に活用される。自然や海からの恩恵を愉しみ、その感謝をまた自然や海へと返す。秋の夜長に、「タリスカー ワイルダー・シーズ」を片手に、遠くスカイ島の海で繰り返されている、サステイナブルなサイクルに想いを馳せてみてはいかがだろうか。