フライトを予約して、旅先の観光スポットをリサーチ、そして荷物をパッキング。あとは、“日常”に数日別れを告げて飛行機に乗り込み、いざ楽しい旅行へ!しかしフライト当日は、予期せぬ問題に直面することも少なくはない。
フライトに搭乗する際の準備知識は「備えあれば憂いなし」。フライトアテンダントとして働きながら、自身のSNSで旅のヒントをシェアしているCiCi in the Skyさんが、知っておきたい飛行機に搭乗する際に”するべきこと/避けるべきこと”を5つ紹介した。
1.大切なイベントがある当日に飛行機に乗らない
CiCiさんは、結婚式や重要な会議、卒業式などの重要な行事の当日に搭乗することは、絶対に避けるべきだという。「飛行機の遅延によって、どれだけ大切な約束に間に合わなかった人を見たことか。必ず前日には搭乗してください」と呼びかけた。
2.座席のポケットに物を入れない
座席の前にあるシートポケットに、携帯などの身の回り品を入れている人も多いのではないか。CiCiさんによると、ポケットをゴミ箱代わりに使う人も多く、自分の持ち物を汚す可能性があるという。投稿された動画には、噛み捨てられたガムがポケットの内側に張り付いている様子が映し出されていた。
3.頭上の荷物置きに服を入れない
特に冬場は、コートなどの羽織ものが邪魔になり、そのまま頭上のスペースに物を入れがち。しかし、上着などの衣服を、頭上の荷物入れにしまうべきではないと喚起している。「1つの小さなスペースにたくさんの荷物が押し込まれ、入っているのです。誰かの手荷物から何かがこぼれて、一緒に入れていた大切な服が汚れてしまうケースはよくあります」という。上着などをしまう際は、スーツケースなどに入れることをおすすめしている。
4.絶対に客室乗務員と口論をしない
たとえ少しでも、客室乗務員と口論をすることは避けるべきだという。ここ数年、迷惑な乗客によるキャビンアテンダントへのハラスメント事件が各地で多発。その様子を他の乗客が撮影した動画が、度々SNSで拡散されている。
CiCiさんは「多くのクルーたちはここ5年ほど、迷惑な乗客との間で、様々な苦い思いを経験している。小さな口論がヒートアップし、すぐに大きな問題に発展してしまう事例が多い」という。苦情がある際は、できるだけ航空会社のカスタマーサポートやメール、SNSなどの媒体を使うことを勧めた。
5.搭乗する際は、スナックや水を持参する
乱気流などによる機体の揺れによって、乗務員が水やスナックなどのサービスを提供できないことが度々あるという。特に長距離のフライトの際には、万が一に備えて、機内に乗り込む前に水のボトルを買っておくべきだ、と呼びかけた。
せっかくの楽しい旅行が、フライトでの出来事で台無しになってしまうなんて、そんな勿体無いことはない!これから旅行の予定がある人や、「前回の旅先は準備不足だった!」という人もぜひ参考に知っておくといいだろう。
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