いつも客足の途絶えないコーヒーチェーン、スターバックス。人気店だからこそ、店員側からすると「このドリンクは注文しないで!」と思うようなものもあるようだ……。NYのスターバックスで2017年から2018年までの2年間働いていたというモニカ・マクドナルドが、「注文されると面倒」と感じていた6つのドリンクについて明かした。
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スモアフラペチーノ
「スモア」は、マシュマロを焼いてチョコレートやグラハムクラッカーと一緒に挟むデザート。そんなスモアをイメージしたドリンクがスモアフラペチーノだ。モニカによると、このドリンクのメインとなる材料は、特別につくられたマシュマロ入りのホイップクリームで、これが切れてしまうと、店の奥まで取りに行かなければならないそう。そのため、つくるのに時間がかかる面倒なドリンクのひとつとして挙げられた。「スモアフラペチーノ」は日本のスターバックスでは販売されていないが、かつて期間限定で登場したこともある。もしかしたら日本でも、同様の手間がかかっていたのかもしれない。
代替ミルクのカプチーノ
スターバックスでは、定番のカプチーノをオーツミルク、アーモンドミルク、豆乳などの植物性ミルクで注文することも可能だ。しかし、モニカはそんな代替ミルクのカプチーノは面倒だと打ち明けた。「カプチーノは、泡立てたミルクとスチームミルクを半分ずつ入れるドリンク。通常のミルクとは違って、代替ミルクは泡立ちにくく、つくるのがとても難しい」という。代替ミルクのカプチーノは、実は従業員のテクニックが必要となるもののようだ。
エクストラホットのドリンク
提供されるドリンクの温度をカスタマイズすることも可能なスターバックス。ただし最も熱い「エクストラホット」は、従業員としては「危険を感じる」という。例えば、通常ならエスプレッソマシンは160℃まで加熱されるが、エクストラホットの場合は180℃まで上げる。「つくるのは難しくないが、火傷などの危険を感じるため、つくりたくないドリンクのひとつだった」そうだ。
ダークロースト、ブロンドローストのコーヒー
モニカが働いていたNYのスターバックスでは、通常は「パイク・プレイス・ロースト」というローストのコーヒー豆を使っていたが、コーヒー豆のローストの時間や温度の異なる、「ダークロースト」や「ブロンドロースト」の注文もできたという。しかし、これらのローストを行うのは1日の一定の時間のみ。つまり、それ以外の時間帯で「ダークロースト」や「ブロンドロースト」の注文が入ると、かなりの時間がかかって面倒だったという。
アイス抹茶ティーラテ
ホットの抹茶ラテなら、抹茶とミルクを一緒にスチームにかけてつくれるものの、アイスになると話は違うのだそう。「抹茶とミルクと氷を入れて、シェイクして混ぜなければならない。でも、均一に混ざらずにダマになりやすい」のだとか。だから、氷なしでアイス抹茶ティーラテを注文されると、さらに最悪だったと彼女は話している。
アップサイド・ダウン・キャラメルマキアート
「アップサイド・ダウン」とは「逆さま」のことで、アメリカのスターバックスで注文できるとSNSで話題になった。ただモニカによると、これはカップに材料を入れる順序が逆になるだけで、「実はバニララテの上にキャラメルソースをかけているにすぎない」と明かした。どうやら、特別感があるオーダー方法に感じさせているだけで、特にスペシャルなドリンクではないと私見を述べている。
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注文の内容によっては、準備に時間がかかったり複雑だったりして、従業員は「面倒」と感じる場合もあるようだ。ただし、ここで紹介したのは5年ほど前にNYのスタバで働いていた元従業員の話。もちろん、日本のスタバや店舗によっては、その内容も変わるだろう。あくまでも参考に知っておくといいだろう。
【出典】
https://www.dailymail.co.uk/femail/article-12409861/Im-former-Starbucks-barista-ANNOYING-drinks-customers-order-hate-people-ask-extra-hot-latte.html