HARIOのアウトドアライン「Zebrang」で、アウトドアでの本格コーヒーにチャレンジ

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    コーヒーを好きになった当初は、いろんなカフェを巡りに巡っていました。そのうち自分で淹れるコーヒーの楽しさも知るようになりました。


    コーヒーの写真をインスタグラムで眺めていると、出会ったキャンプで朝、コーヒーを飲んでいる写真。朝霧の中で、湯気が立っている淹れたてのコーヒーは、とにかくおいしそう。わたしもキャンプして、自分で淹れたコーヒーを飲みたい!……ただひとつ、問題が。


    そう、わたしは生まれてこの方、キャンプをしたことがないんです。


    アウトドアのコーヒーも、キャンプも初めてなので、まずはアウトドアコーヒーのグッズのリサーチから。わたしは家ではHARIOを愛用しているんですが、HARIOにはちゃんとアウトドア用のラインZebrangがあるんですよね、さすがです。


    V60のドリッパーは家で使っているものでもいいんですが、結構かさばるし、割れたら嫌だなと思っていたら、キャンプ用のはゴムでできていて、折り紙みたいにくるっと丸めてドリッパーにするんですよ!折りたたんでコンパクトに持ち運べます。

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    マグも真空二重で冷めない構造。キャンプだと、コーヒーが冷めたからって電子レンジでチンできないですもんね!

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    豆をいい状態で持ち運ぶためのキャニスター。豆は酸素と光に弱いので、しっかり密封してくれる入れ物が大切です。これは家でも使えるので普段から重宝しています。

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    そしてその豆を挽くためのハンドミル!家にあるミルはもちろんガッチリした大きな作りなので、持っていけない。でも挽き立てのコーヒーを飲みたい。というわけで、キャンプ用の手挽きミルも発見。ハンドルを取り外せて細長くコンパクトに収納できます。なのに、豆の挽き具合の調節ダイヤルもついてるんですよ。本格的すぎる。

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    最悪暖かいコーヒーさえ飲めるなら、それだけで十分だって思ってましたけど、ここまで揃えたら、おいしいアウトドアコーヒーになること間違いなし。ワクワクしてきました!

    あとはテントなどはキャンプ用品レンタルサイトで「ビギナー用キャンプパック」という便利な一切合切必要なものがすべて入っているパッケージをレンタル。そしていざキャンプです。初心者ですが、せっかくなら感動する眺めを味わいたいということで、お札の裏の絵にも使われている富士山のふもと、本栖湖に決定!

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    無事にテントを立てて、夜ごはんを作り、キャンプファイヤーでは初めての「スモア」を。アメリカに12年も住んでいたのに、キャンプをしたことがないのでアメリカのキャンプの大定番「スモア」を知らずに生きてきました。どれくらいキャンプとセットかというと、たぶんサウナと水風呂くらいですね。キャンプにはなくてはならないものです。

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    本栖湖の浩庵は焚き火オッケー。まずはマシュマロを焼きます。

    わたしと同じく「スモア」を知らない方はたくさんいると思いますので、一応ご説明を。焼いたマシュマロをグラムクラッカーとチョコでサンドイッチして食べるキャンプのデザートです。こんな感じです。

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    外で寝るのも初めて、夜中に動物がテントの周りをうろうろしてくるのも初めて。もちろん全然寝られません(笑)!でも夜が明けてきてキャンプで一番楽しみにしていたモーニングコーヒーの時間がやってきました。

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    焚き火でお湯を沸かしながら、静かな森の中で豆を挽くのはなんとも穏やかすぎる体験でした。豆の挽き目も完璧!おいしいコーヒーのできあがり。

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    Zebrangシリーズはすべてコンパクトで頑丈!

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    ミルは刃がステンレスでした!なので、ザクザクちからを入れなくても簡単に挽けました。家で挽いて飲むコーヒーの何倍もおいしかったです。コーヒーのおいしさの半分は体験によるものかも?

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    富士山を見ながら、朝のコーヒー。最高でした。アウトドアコーヒーの夢、叶いました。この一杯のためなら、寝れなくても動物が来ても、またキャンプ行きたいって思いました。

    岩田リョウコ

    文筆家、イラストレーター

    コロラド大学大学院東アジア言語文明学科卒。2009年から外務省専門調査員として在シアトル総領事館勤務。在米中に出版した『COFFEE GIVES ME SUPERPOWERS』がベストセラーとなり世界5ヵ国で翻訳出版されている。サウナ愛好家でもあり、フィンランド政府観光局サウナアンバサダーに任命されている。著書に『週末フィンランド』、『エンジョイ!クラフトビール』、『コーヒーがないと生きていけない!』、『HAVE A GOOD SAUNA!』がある。
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    岩田リョウコ

    文筆家、イラストレーター

    コロラド大学大学院東アジア言語文明学科卒。2009年から外務省専門調査員として在シアトル総領事館勤務。在米中に出版した『COFFEE GIVES ME SUPERPOWERS』がベストセラーとなり世界5ヵ国で翻訳出版されている。サウナ愛好家でもあり、フィンランド政府観光局サウナアンバサダーに任命されている。著書に『週末フィンランド』、『エンジョイ!クラフトビール』、『コーヒーがないと生きていけない!』、『HAVE A GOOD SAUNA!』がある。
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