日本の老舗オーディオブランドであるデノンが、高音質完全ワイヤレスイヤフォン「Denon PerL Pro（デノン パール プロ）」と「Denon PerL（デノン パール）」を発売した。医療技術を応用した独自のパーソナライズ機能を搭載し、一人ひとりの耳に合った最適なサウンドを実現。深み、ディテール、透明度において比類なきリスニング体験を提供する。

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「Denon PerL」シリーズは、新生児の難聴検査に使われる医療技術を応用し、耳の奥にある内耳から発生する微弱な音響放射を細かく解析。専用アプリ内で自己学習エンジンを用いてリスニングプロファイルを作成することで、個人差があるユーザーの聴覚に最適なサウンドを自動で調整する。従来のイコライザー設定と違い、ユーザー自身の感覚に依存しないので、音がもつ本来のパフォーマンスを実感できるはずだ。

さらにフラッグシップモデルの「Denon PerL Pro」は、より高品位なサウンドを実現。標準的なBluetooth技術では、音声を圧縮・伸張してワイヤレス伝送するため欠損を伴うが、「Denon PerL Pro」はワイヤレスでもCDと同じ44.1kHz／16bitのロスレスサウンドを可能にした。さらに同モデルは、透過するノイズ量、外部の騒音の大きさ、イヤーチップの耳へのフィット感などに応じて、ノイズキャンセルレベルを高精度に自動調整してくれる優れものだ。

もちろん両モデルとも、アクティブノイズキャンセリングと周囲の音や会話を聞き取れるソーシャルモードに対応。モードの切り替えやトラックスキップ、音量調整はイヤフォン上のタッチコントロールで設定できる。

デノンの親会社で世界有数の医療テクノロジー企業マシモのCEO、ジョー・キアニ氏は「ひとつの音ですべてが完結する時代は終わりました」と語っている。その言葉の通り、それぞれに最適なオーダーメイドサウンドを導き出す「Denon PerL」シリーズが、いままでにないパーソナルで上質な音の世界をつくり上げる。