先日、米人気歌手のビービー・レクサがコンサート中に投げつけられたスマートフォンにより顔面を負傷する事件が発生した。
その後、ビービーは自撮り写真をインスタグラムに投稿してファンに無事を伝えたが、アイホールを囲うように青あざができていた。
実はステージ上のトラブルに見舞われたのはビービーが初めてではない。これまでにもさまざまなセレブリティが攻撃を受けてきたのだ。
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ハリウッドボウルでタックルを喰らったコメディアン
2022年、俳優でコメディアンのデイヴ・シャペルは、観客席から突如としてステージに登ってきた23歳の男性にタックルされた。この男性は“ナイフブレード”という武器を所持しており、警察はその写真を公開している。
男性は暴行で起訴されたが、動機は不明のままだ。
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背後からの襲撃を受けたジャスティン・ビーバー
ジャスティン・ビーバーは、ドバイで開かれたコンサートの最中に男性から襲撃を受けている。警備員がすぐさま対応したが、グランドピアノは倒れ、会場には悲鳴が響いた。
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客席に引き摺り込まれたビヨンセ
ブラジルで開催されたコンサートにて、ビヨンセはファンサービスの一環で客席に近づき手を伸ばした。すると、観客が彼女を客席に引き摺り込もうとしたのだ。警備員のおかげで大事には至らなかったが肝を冷やした瞬間だった。
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襲撃者を守ったマイケル・ジャクソン
1996年に韓国で開催されたマイケル・ジャクソンのコンサートでは、興奮したマイケルの熱狂的ファンがクレーンのような可動式のステージに登ってきてしまった。
移動するクレーンから男性が落ちれば大惨事になる。マイケルはその男性を抱えるようにしながら安全を確保しつつパフォーマンスを続行。クレーンが降下すると、男性は警備員によって連行された。
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銃の心配をするブリトニー・スピアーズ
ブリトニー・スピアーズのラスベガスショーでは、男性がステージに乱入する事件が発生した。ブリトニーに直接的な被害はなかったが、彼女は恐怖のあまりにバックステージで泣き出してしまったという証言もある。
咄嗟に彼が銃を所持しているかどうかと確認するあたり、“いきすぎたファンの行動”では済まない側面があることを認識させられる。
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活動家によってスピーチを妨害されたアヴリル・ラヴィーン
アヴリル・ラヴィーンは、今年3月に開催されたジュノー賞の授賞式にて、トップレスの女性活動家によってスピーチを妨害されている。
上半身に「グリーンベルトを救え」などのメッセージを書いた女性は、ステージを歩いて注目を集めようとしたが、ラヴィーンは「出て行け、ビッチ」と言い放ち、冷静に対応した。
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今回はステージ上の襲撃に限定して紹介したが、ステージの外でも襲撃事件は発生している。襲撃者の目的はさまざまだが、一歩間違えば大惨事になってもおかしくないものもあり、改めて警備の強化が求められる。有名税などでは済まされないのだ。