江之浦測候所の柑橘から、贅沢なソープが誕生

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    SDGs NEWS

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    低温で45日以上熟成・乾燥させており、保湿効果のあるグリセリンがたっぷりと含まれている。

    現代美術作家・杉本博司が神奈川県小田原市に設計した小田原文化財団 江之浦測候所。その敷地内にある農園で栽培されたレモンを使ったソープが発売された。同施設では12年前から農薬を使わず柑橘を栽培しているが、見た目上の理由から出荷できないレモンを有効活用しようと、コールドプロセス製法による商品開発を開始。ソープは天然由来成分100%で、合成香料、合成着色料、防腐剤や酸化防止剤は使用せず、精油・エキスの抽出からパッケージまで持続可能性に配慮されている。エキスが贅沢に配合されたソープは細やかな泡立ちが特徴で、しっとりと洗い上がる。桐箱入りの美しい佇まいは、贈り物にもぴったりだ。

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    農園「甘橘山」の目の前には相模湾が広がっている。
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    桐材の箱を使った美しいパッケージ。ふたの裏側には商品のナンバリングも刻印されている。

    KANKITSUZAN Cold Process Soap(甘橘山コールドプロセスソープ)

    杉本博司が設計した、小田原文化財団 江之浦測候所内で柑橘農園を営む農業法人「植物と人間」が3月に発売開始。農薬不使用のレモンエキスが贅沢に配合されている。同施設内のカフェや植物と人間オンラインストアなどで発売中。90ℊ ¥4,400

    問い合わせ先/植物と人間
    https://syoku-nin.com

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    ※この記事はPen 2023年7月号より再編集した記事です。