米ニュージャージー州沖でサーフィン中に、15歳の少女マギー・ドロズドウスキーさんがサメに襲われた。マギーさんは、足とふくらはぎに深い裂傷を負い、6針縫う大怪我があったものの、命に別状はなかった。
5月の日曜日の午後、マギーさんは友人と一緒にニュージャージー州ストーンハーバーの110番街のビーチの近くでサーフィンをしていた。大きな波が押し寄せてサーフボードが流された時、サメがマギーさんの左足に咬みつき、水中に引きずり込まれたという。「ショックで、何が起こっているのかわかりませんでした」と、NEW YORK POSTに語った。
「怖くて怖くて、水中に引きずり込まれながら、悲鳴をあげました」マギーさんは、必死でサメを足から振り落として命拾いしたいう。咬みついたたサメは重くてなかなか離れず、足を思い切り振り上げて必死に戦った。「海から這い上がるまで、自分の身に何が起こったのか理解できませんでした」
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まさかサメに攻撃されるなんて…
彼女の友人でサーフィン仲間のサラさんは、最初はマギーさんが高波に溺れたのかと思ったが、「何かに咬まれた!」と繰り返し叫ぶのを聞いたそうだ。しかし、まさか友人がサメに襲われたとは知らず「カニか何かだと思いました。サメだなんて想像もつかなかったです」と語った。
救急隊員が到着するまでの間、陸に上がり、そこで負傷した足にタオルを巻いて止血。「足を切断しなければならないかと思い、恐怖でした」
FOXニュースによると、マギーさんはサーフィンを始めて2日目で、「3ミリの厚みのスウェットスーツを着ていなければ助からなかったかもしれない」と語った。「サメは映画などで見ていたが、まさか自分の身に起きるとは思いもしなかった」
ストーンハーバーの当局者は声明で、ニュージャージー州南部地域検死局が、マギーさんの傷は 「サイズや種類が不明なサメによってできた、一般的に見られる傷に一致する」と述べた。
International Shark Attack Fileによると、ニュージャージー州で確認されたサメの襲撃は15件あり、最後に起きたのは2006年とのことだ。フロリダ大学は、昨年アメリカで起きたサメの事件は41件で、死者は1人だとしている。
SNS上では、「海水が冷たいこの時期にサメに襲われるなんて聞いたことがない…」「まるで映画『ジョーズ』のオープニングのようで怖い」「かわいそうに…でも無事でよかった」という声が上がっている。
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Teen surfer Maggie Drozdowski ‘traumatized’ by shark attack that dragged her underwater off New Jersey coast https://t.co/mjJAoMuztO pic.twitter.com/6oWefqucft
— New York Post (@nypost) May 23, 2023
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