SAO PAULO サンパウロ/ブラジル
サンパウロのスーパーマーケットや薬局が、アプリ操作でペットを無料で預けられるケージ「ペット・パーカー」を続々と導入している。このサービスは開発元のCEOが買い物をしていた際、柱に繋いでおいた愛犬に逃げられた経験から生まれたという。
ユーザーはアプリでペット・パーカーの位置と空き状況を確認し、ケージのQRコードを読み込んで扉の開閉と施錠を行う。ケージには送風機とカメラが設置されており、管理者と飼い主がペットの状態を確認できる。すでにリオデジャネイロなど他都市にも展開され、年内に全国で3000箇所にケージを設置することが目標。ペットフレンドリーな都市ならではのIT活用法だ。
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※この記事はPen 2023年6月号より再編集した記事です。