NEW YORK ニューヨーク/アメリカ
トライベッカ地区にそびえ立つ、ヘルツォーク&ド・ムーロンによる高層建築「56 Leonard」。そのエントランスに設置予定だったアニッシュ・カプーアの彫刻が15年をかけてついに姿を現した。
高層のビルを支える台座の一部のように設置された、押しつぶされた塊のような巨大なアルミニウム素材の新作彫刻は、幅約14.5m、高さ約6m、重さ40tという巨大なもの。制作費は800万ドルを上回るといわれている。このパブリックアートは、その大きさとデザインのみならず、まわりの風景を取り込んでさらに存在感を増すのが面白い。プロジェクト始動時から“ビーン(豆)”の愛称で呼ばれているが、まだ正式名称は決まっていない。
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※この記事はPen 2023年6月号より再編集した記事です。