「あなたこそ私たちのクイーン！」戴冠式で再確認された、ダイアナ妃の根強い人気

  • 文：山川真智子
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イギリスのチャールズ3世の戴冠式が、5月6日にロンドンで行われた。戴冠式前に、当日は雨という天気予報が出されると、故ダイアナ妃のリベンジだというソーシャルメディアの投稿が話題となった。ダイアナ妃の王妃としての姿を見たかったというコメントもたくさん寄せられ、亡くなって30年近く経った今でも、その人気は衰える気配がない。

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ダイアナ妃のなせる技か…雨の天気予報が話題に

天気予報では戴冠式当日は雨とされ、午前11時には暴風雨、午後3時までには雷雨に見舞われるという予報となっていた。英ラジオ局LBCがこの残念な知らせをツイッターで発表すると、さっそくあるユーザーが無言で写真だけを返信。この写真が、1995年にダイアナ妃が夫の不倫をインタビューで語ったときのものだったことから、たちまち拡散された。

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インタビューでは、ダイアナ妃は「結婚生活には私たち3人がいた」とカミラ夫人の存在を衝撃的に語った

このツイートには、「これはなんらかの合図だな」「ダイアナは神様のお気に入りだと今知った」「このネタに不思議とセラピー効果を感じる…」「最後に笑うのはダイアナ」などのジョークコメントがたくさん付いた。雨の天気予報は、元妻ダイアナ妃が超自然的に関与していたという推測に、ユーザーたちは大喜びだったようだ。

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クイーン・ダイアナが見たかった！没後26年を経ても人気絶大　

ソーシャルメディアでは、ダイアナ妃こそ王妃にふさわしいというコメントがたくさん見られ、今でも多くの国民から愛されていることが分かる。

訳：真のクイーン

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訳：ダイアナ－本当の英王妃

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訳：現実にはならなかったのは悲しいが、我々の心のクイーンだ

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一方カミラ王妃の戴冠には、批判的なコメントも見られた。

“世界中の愛人たちにとっての晴れの日”とカミラ王妃戴冠を皮肉るツイート

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 “カミラを見て。（これまでの問題から）チャールズと自分がうまく逃げ切ったことが信じられないんだ。このにやにや笑いがすべてを物語っている”と辛辣ツイート

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ナイス・アシスト連発！今後欠かせないのはやっぱりこの人

近年、英王室の人気の陰りが懸念されているが、ガーディアン紙によれば、戴冠式をテレビで視聴した人はピーク時で2000万人に達し、数字としては今年最高を記録した。故エリザベス女王の葬儀の2900万人には及ばなかったが、国民の関心は高かったようだ。

王室が公開したとされる、国王夫妻を後ろから撮った写真。多くの国民が祝福に駆け付けたことが分かる

もっとも、戴冠式という大イベント終了後は、お世辞にも人気者とは言えないチャールズ王夫妻が、国民の関心をポジティブに維持することは難しそうだ。

そんな新王のもとで、早速素晴らしい動きを見せたのが長男のウィリアム皇太子だ。戴冠式での大役もしっかり務め上げ、戴冠式後のコンサートでは、ユーモアと誠実さに溢れるスピーチで聴衆を沸かせた。声援を送る妻と子供たちの微笑ましい姿も手伝って、良き息子、良き父のイメージをしっかり印象付けた。ダイアナ妃の面影を残す皇太子とその家族のアシストが、新しい英王室には欠かせないものとなりそうだ。

ウィンザー城でのコンサートに集まった人々。開始前から大盛り上がり

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 MCばりのジョークで、チャールズ王も笑わせた。ウィリアム皇太子のスピーチ

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 沿道に集まった市民にも、握手と笑顔で対応。キャサリン妃は自撮りを求める人にも快く応じて、場を盛り上げた

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毎回自由な動きが話題の皇太子夫妻の次男、ルイ王子。新しい王室に頼もしい存在？

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