心からの祝福を…キアヌ・リーブスがレッドカーペットで堂々のキス

  • 文:中川真知子
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キアヌ・リーブスが交際中のアーティスト、アレクサンドラ・グラントとゲフィン現代美術館で開催されたミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アートガラに出席。レッドカーペットにて親密さを見せつけた、と話題になっている。

 

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キアヌ・リーブスは何かともの悲しげで影がつきまとう俳優と言える。公演のベンチに座り、ひとりきりで食事する姿が目撃されてきたからだけではない。彼の生育環境は複雑で、愛する人たちとの別れや死別を幾度となく経験してきたのだ。1999年には当時の恋人ジェニファー・サイムとの間に授かった第一子を流産で亡くし、その後にジェニファーのことも交通事故で失っている。親友のひとりだったリヴァー・フェニックスも突然死で失った。だからだろうか。どことなく人と親しくなりすぎることに恐れを抱いているような雰囲気を醸し出している。

恋人の死後、キアヌは20年ほどシングルを貫いていた。アレクサンドラとの関係は、2019年に開催されたLACMA Art + Film Galaに手を繋いでやってきたことで明るみになった。白髪を染めずにありのままでいることを肯定するメッセージを送り、全ての女性(Womxn:トランスジェンダーや非バイナリー、有色人種の女性たちを含む意味での女性という単語)に愛を伝えるアレクサンドラと、全ての人に愛をもって接するキアヌはまさに理想のカップルと言えるだろう。

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公私ともに順調なふたり

ふたりは恋人であるだけでなく、仕事の面でもつながっている。2011年には大人向け絵本『Ode to Happiness』を出版している。文字はキアヌ、イラストをアレクサンドラが担当した作品だ。また、2017年にはX Artists’ Booksという出版会社を共同で創設。公私ともになくてはならない存在になっているのだ。

先月、ピープル紙のインタビューで「最後の至福の瞬間」について、キアヌはこう語っている。

「数日前に彼女と一緒にベッドの中でつながっていたんだ。微笑み、笑い、くすくす笑った。最高の気分だったよ。一緒にいるのが本当に心地よかった」

キアヌの発言は人に寄り添い、慮る言葉が並べられることが多い。自分よりも人を大切にしているのでは、と受け取れることも多々あったので、幸せを感じているキアヌを見ると心から祝福したくなる。

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【動画・画像】心からの祝福を…キアヌ・リーブスがレッドカーペットで堂々のキス

 

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