NEW YORK ニューヨーク/アメリカ
最新の統計によると、ニューヨークには約6万匹の犬と5万匹の猫がペットして飼われている。パンデミックによってその需要が増えたが、2024年12月からペットショップでの繁殖業者による犬、猫、ウサギの販売を禁止する法案が州議会で成立した。
繁殖業者の劣悪な飼育環境や虐待が問題視されての法案成立で、ペットショップはペットの保護や引き取りを手助けする団体に場所を提供し手数料を徴収する形になる。世間一般的には喜ばしいニュースとして受け入れられているが、ペットショップの打撃は大きく、業界内では批判的な声も聞かれている。施行後も、個人が優良な業者からペットを購入することは可能となっている。
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※この記事はPen 2023年5月号より再編集した記事です。