「市内の物件よりも格段に安く購入できました」ヨット愛好家のケイト・フィンチャムさん(34歳)は、浮桟橋の上に建てられた約51平方メートルの2階建てハウスボートを購入した。場所は、カナダ・トロントのスカボロー・ブラフス地区。この地区は、オンタリオ湖畔沿いに15km続く断崖絶壁で、大小さまざまな公園があり、美しい水辺にはビーチがある景勝地として知られる。
米NEW YORK POST紙によると、カナダ・トロントの陸にある住宅の平均価格が約75万カナダドル(約7千4百万円)であるのに対し、約41万カナダドル(約4千万円)の節約になったそうだ。「トロントの住宅は手の届かない価格で、私にとって家やマンションを購入することは、夢のまた夢でした」とケイトさん。
ケイトさんの家のルームツアー
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激変したライフスタイル
以前は、3人の同居人とシェアハウスで暮らしていたケイトさん。「同居人とは仲が良かったのですが、キッチンやリビングは共有なので自分の家という感覚はありませんでした」。その頃はにぎやかな都会の中心部に住み、職場は徒歩圏内、大都市にあるすべてのものが身近にあるライフスタイルを送っていたが、2020年の夏に水上に移住した。「生活は激変しました。今は自分で所有している物件なので、私のお城です」
現在は、チャーリー&フィンという2匹の猫とともに生活。彼女のハウスボートは公園の中にあるので、気軽にハイキングやビーチに行くことができるそうだ。素晴らしい景色を眺めながらの在宅勤務と、夕暮れ時のカヤックやビーチでのリラックスタイム。仕事とアウトドアをバランスよくこなしている。「ここに住んでいると、とても平和で落ち着くんです」まるで都会から遠く離れた別世界のような生活だが、トロントのダウンタウン中心部からわずか30分という好立地とのことだ。
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光熱費、水道代などは湾岸施設に支払い
「水上での生活は安上がりですが、慣れないうちはより多くのお金を光熱費に使わなければなりません」とケイトさん。「メーターがあり、マリーナ(港湾施設)に四半期ごとに電気代を支払っています。私の場合は、月平均で約105カナダドル（約1万円）です」。ガスはないらしいが「水道管はマリーナに直結しているので、水道はマリーナの使用料に含まれています。また、駐車場、郵便物、浄化槽のポンプアウトの費用も含まれています」
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揺れる桟橋と、厳しい冬
英Daily Mail紙によると、彼女の住居は通常の陸地の住宅とは異なり、強風時には揺れて船酔いすることもあるそうだ。冬の水上生活は大変だと語る。「浮桟橋の周りに氷が張らないように気を付けなければなりません。パイプの凍結も、ひと冬に1〜2回は対処する必要があります。でも住み始めてから2年経ち、寒い時期の対処法はだいぶわかってきました」
住居が揺れる様子
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冬の寒さや凍結対応の様子
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トイレ事情
陸地の住宅とは大きく異なるのがトイレ事情だ。「6週おきにトイレから浄化槽を汲み上げなければなりませんが、それほど最悪ではありません」とケイトさん。様々なデメリットもあるが、ケイトさんは水上での生活がより平和で充実していると感じており、しばらく都会に戻ることはないと思っているそうだ。
トイレの紹介
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バスルームと家の収納の様子
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コミュニティの充実
水上生活を送っているのはケイトさんだけではない。水上で暮らす人々の社会がある。「コミュニティが充実しています。ドックでドリンクを飲んだり、レディースナイト、ディナー、屋上での映画鑑賞など、水上住宅やハウスボートのオーナー同士の懇親会が毎週開催されています」。30代から70代まであらゆる年齢層の人がいて、お互いに助け合いながら、楽しんでいるそうだ。
「このような美しい家に住めること、素晴らしい場所に住めること、素敵なコミュニティがあることに、毎日とても感謝しています」と、ケイトさんーは付け加えた。 「私の人生は、以前とはまったく違います」
誕生日のお祝いの様子
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@mylittlehouseboat One of the best things about living in my houseboat is our amazing community - and nights like this one! #toronto #torontotiktok #floatinghome #floatinghomes #community #amazingcommunity #torontolife ♬ Ladies Night - Single Version - Kool & The Gang
レディースナイトの様子
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「自由な生き方！」「冬が寒そう…」SNS上の声
SNS上には「いいなあ！トロントも素敵だけど、こんな風に住めたら最高！」「自由な生き方！」「数年は楽しそうだけど、冬が寒そう…」「私も船上生活をしたことがあるけれど、4〜5ヶ月でギブアップした」など様々なコメントがある。ケイトさんは自身のInstagramで水上生活を投稿し、積極的にコミュニケーションをとっている。
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ケイトさんの家のルームツアー @mylittlehouseboat – Instagram
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激変したライフスタイル
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光熱費、水道代などは湾岸施設に支払い
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揺れる桟橋と、厳しい冬
住居が揺れる様子
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冬の寒さや凍結対応の様子
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トイレ事情
トイレの紹介
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バスルームと家の収納の様子
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コミュニティの充実
誕生日のお祝いの様子
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@mylittlehouseboat One of the best things about living in my houseboat is our amazing community - and nights like this one! #toronto #torontotiktok #floatinghome #floatinghomes #community #amazingcommunity #torontolife ♬ Ladies Night - Single Version - Kool & The Gang
レディースナイトの様子
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「自由な生き方！」「冬が寒そう…」SNS上の声
SNS上には「いいなあ！トロントも素敵だけど、こんな風に住めたら最高！」「自由な生き方！」「数年は楽しそうだけど、冬が寒そう…」「私も船上生活をしたことがあるけれど、4〜5ヶ月でギブアップした」など様々なコメントがある。ケイトさんは自身のInstagramで水上生活を投稿し、積極的にコミュニケーションをとっている。
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