失語症を理由に俳優業を引退して1年になるブルース・ウィリスが19日に68歳の誕生日を迎え、元妻のデミ・ムーアが誕生日会の様子をSNSに投稿した。公開された動画では、現妻と5人の子どもたちに囲まれて楽しそうなブルースの姿が映っており、「美しい家族愛」が反響を呼んでいる。前頭側頭型認知症と新たに診断されたことを先月公表して以降初めて投稿されたブルースの元気そうな姿に、ファンからもたくさんの祝福が寄せられている。
2000年に離婚したデミとの間に3人の娘がいるほか、再婚したエマ・ヘミングとの間にも2人の娘がいるブルース。2家族が集まって合同で誕生日を祝ったようで、家族みんなから「ハッピー・バースデー」を歌ってもらい、ケーキのろうそくを吹き消す様子が収められている。ノリノリで一緒に歌い、嬉しそうに拳を突き上げるブルースに家族が歓声で応える様子も見られる。
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現妻エマは思い出をまとめた秘蔵映像でお祝い
24歳年下のエマは誕生日当日、「今朝は泣くことから始まった。毎日悲しくなる時があり、夫の誕生日である今日はそれを強く感じている」と介護者としての心境を吐露する動画を公開した。続けて2人の間に誕生した娘たちと遊ぶブルースや生まれたばかりの娘を抱く姿、ビーチをバックにキスをする思い出などをまとめた心温まるモンタージュ動画も投稿し、誕生日を祝った。
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22日の結婚記念日には10周年の動画を投稿
誕生日に続いて14年目の結婚記念日となった22日には、友人が届けてくれたという花束の写真を投稿し、「記念日は介護者にとって辛い」と心情を綴ったエマ。次の投稿では、4年前に結婚10周年を記念して夫婦で改めて愛を誓い合う「バウ・リニューアル」を行なった際のモンタージュ動画を投稿し、「生涯に渡って大切にしていきたい思い出。思い出すことができないかもしれない人のためにも、この思い出を忘れず大切にしていきます」とキャプションを沿えて記念日を祝福した。
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混合家族で介護を支え合い
離婚後も友好的な関係を築いてきたデミとブルースは、互いに再婚した(デミは後に離婚)後も家族ぐるみの付き合いを続け、コロナ禍のロックダウン中には子どもたちを含めみんなで一緒に隔離生活を送り、その様子をSNSで公開していた。ブルースを中心に2人の妻と5人の娘という新たな家族の形態「ブレンデッド・ファミリー(混合家族)」を作り上げたデミは、介護するエマを全力で支えている。
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【動画・画像】「元気そうな姿で…」認知症と診断されたブルース・ウィリスの誕生日を祝うデミ・ムーアの動画が話題に 離婚後も変わらぬ家族愛
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現妻エマは思い出をまとめた秘蔵映像でお祝い
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22日の結婚記念日には10周年の動画を投稿
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混合家族で介護を支え合い
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「夫婦仲良く手を取り合い…」失語症で引退したブルース・ウィリスの近況が話題に 過去の出演作品を振り返る
文:中川真智子
80年代からハリウッドの第一線で活躍した俳優 ブルース・ウィリス。日本でもCMに出演するなどしていたので、映画俳優という枠を超えて親しみを感じている人もいるかもしれない。そんなブルース・ウィリスは2022年3月に失語症を理由に引退。脳が損傷することで起こる言語を司る能力に支障がでる状態で、悪化させないためには会話をし、患者が話そうとしていることを先回りせず、待つのが重要なのだという。
本人はもちろん、周囲にも大きな負担がかかる失語症。ブルース・ウィリスの現在がどうなっているのか気になっている人は多いだろう。そんな中、現妻であるエマ・ヘミングや娘のタルーラ・ウィリスが近況をシェアした投稿が話題だ。
Bruce Willis, 67, and wife Emma Heming, 44, put their love on display in touching Instagram post https://t.co/imv5DcHCYH
— Daily Mail Celebrity (@DailyMailCeleb) January 29, 2023
エマ(44)の手を優しく撫でるブルース・ウィリス(67)
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夫婦仲の良さが伺える
エマはブルースの2番目の妻で、前妻のデミ・ムーアと離婚して10年ほどシングルライフを経験したのちに結婚した。エマとデミの関係は良好で、しばしば一緒に過ごしているのをSNSにアップしている。(デミがアシュトン・キャッチャーと離婚する際に娘たちとブルースの間で色々あったようだが)
デミ・ムーアが自身のインスタグラムにアップロードした写真。仲の良さが伝わってくる。
エマは、デミとブルースが離婚してからも子どもを第一に考えて協力体勢をとっていることに敬意を表しており、デミのことは「尊敬している」と口にしている。
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俳優としてのブルース
ブルースの人柄が良さそうなプライベート写真や動画を見ると、彼の繊細な演技や内容重視で出演作を選んでいた頃を思い出す。『ダイ・ハード』を代表するように、アクションスターとしての知名度が高いブルースだが、そもそも『ダイ・ハード』が大ヒットしたのも、当時には珍しいヒーローの葛藤と理不尽さの表現がウケたからだ。
彼が演じたジョン・マクレーンは、犯罪に巻き込まれて仕方なしに戦った警官役で、80年代アクションヒーローに似つかわしくない弱音や愚痴を吐いて、怪我をすれば痛がった。マクレーン役はアーノルド・シュワルツェネッガーやシルベスター・スタローン、ハリソン・フォード、リチャード・ギアといった当時をときめくスターにオファーを却下された結果、ブルース・ウィリスに回ってきたのだが、結果的に人間臭さが大きく評価され、のちにシリーズ化された。
また、脚本を気に入れば駆け出しの若い監督の作品でも積極的に参加した。クエンティン・タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』や、リュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』がそういった類に入るだろう。
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カメオ出演にも積極的で『オーシャンズ12』や『エクスペンダブルズ』などに出演している。
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引退前のキャリアとおすすめの作品
ブルース・ウィリスは俳優人生で約90本ほどの作品に出演した。全ての作品が高く評価されたわけではなく、何度かラズベリー賞にノミネートされるなど、キャリアの浮き沈みを経験している。特に引退前は、演技や台詞回しにぎこちなさが出ており、ラズベリー賞は特別に「worst performance by Bruce Willis in a 2021 Movie(2021年のブルース・ウィリス映画の中で最もひどいパフォーマンス賞」を特設したほどだった。そのパフォーマンスが失語症によるものだと判明したことで賞自体が取り下げられているが、知らなければ酷評したくなるのも仕方がなかっただろう。それほどまでに全盛期との落差が激しかったのだ。
なので、最後は彼の演技が光り、かつ内容的にも面白い作品をいくつか紹介しておきたいと思う。すでに名前を出した作品に加えてチェックしてみてほしい。
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【画像・動画】「夫婦仲良く手を取り合い…」失語症で引退したブルース・ウィリスの近況が話題に
Bruce Willis, 67, and wife Emma Heming, 44, put their love on display in touching Instagram post https://t.co/imv5DcHCYH
— Daily Mail Celebrity (@DailyMailCeleb) January 29, 2023
エマ(44)の手を優しく撫でるブルース・ウィリス(67)
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夫婦仲の良さが伺える
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俳優としてのブルース
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また、脚本を気に入れば駆け出しの若い監督の作品でも積極的に参加した。クエンティン・タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』や、リュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』がそういった類に入るだろう。
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カメオ出演にも積極的で『オーシャンズ12』や『エクスペンダブルズ』などに出演している。
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引退前のキャリアとおすすめの作品
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