2018年に巨額の脱税疑惑で中国本土の芸能界から姿を消した国民的女優ファン・ビンビンが、12日に米ロサンゼルスで開催された第95回アカデミー賞受賞式に出席。事件後表舞台から姿を消していたファンは、胸元が大胆にVカットされたベイルート出身のデザイナー、トニー・ワードによる光輝くスパンコールドレスに大きな袖が特徴的なエメラルドグリーンのガウンをまとってレッドカーペットに登場し、変わらぬ美しさで「チャイニーズ・モンロー」と称賛を浴びた。
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一晩で4着のドレスを着用
鮮やかな巨大ガウンがひと際目を引くグラマラスなドレスに往年のハリウッドスターを彷彿させるフィンガーウェーブヘア、85カラットのエメラルドとダイアモンドのピアスを合わせ、堂々とレッドカーペットを歩いたファンは、今年のベストドレッサーと大絶賛された。
授賞式後はアフターパーティーをハシゴし、さらに3度も衣装チェンジしたようで、七変化を楽しむ様子をSNSに公開。エレガントな装いから透き通る肌を大胆に見せるスタイルまで、圧倒的な美オーラでファンを楽しませた。
エルトン・ジョンが主催するアフターパーティーでは、新鋭の韓国人デザイナー、ミスソニによる花の刺繍が施されたドレスに大胆な打掛風ガウンをまとったゴージャスな装いで視線を釘付けに。また、アフターパーティーの代名詞ともいえるヴァニティ・フェア誌主催のパーティーでは、ジャンバティスタヴァリによるシルバーに煌めくタイトなドレスにピンクのフェザーボアを合わせ、ボディラインを惜しみなく披露。4着もの美しいドレスで、特別な一夜を彩った。
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2月のベルリン国際映画祭に続いて5年ぶりに表舞台に
Fan Bingbing sparkles at the #Oscars. https://t.co/i5wEon5eiV pic.twitter.com/gyCl3RXiiW
— Variety (@Variety) March 12, 2023
5年前に元アナウンサーから「収入を過小申告している」と巨額の脱税を告発されたファンは、追加課税や罰金など計8億8000万元の支払いを命じられ、俳優の李晨(リー・チェン)との婚約も解消。それ以降、表舞台から遠ざかっていたが、今年2月に主演した香港映画『緑の夜』がベルリン国際映画祭で上演され、会場に姿を見せたことが話題になっていた。
中国大陸での女優復帰は未だ叶っていないが、昨年からハリウッドで女優活動を再開させており、オスカーは完全復帰をアピールする最高の場となった。
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2月のベルリン国際映画祭に続いて5年ぶりに表舞台に
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— Variety (@Variety) March 12, 2023
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