日本でもかなり知名度が高くなってきたXiaomi（小米）。その名前を聞いて、真っ先にスマートフォンを思い浮かべる人が多いと思うが、スマートフォンやスマートウォッチ以外にも、炊飯器や冷蔵庫、洗濯機なども扱う総合家電メーカーでもある。
そのXiaomiが2月7日、家庭用の見守りカメラ「XiaomiスマートカメラC300」を発売した。価格は5980円と、Xiaomi製品らしく手頃感がある。
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XiaomiスマートカメラC300は、2K解像度（2304x1296ピクセル）でF1.4と明るいレンズを備えたスマートカメラ。国内ではすでに、同じく2Kカメラの「Miカメラ2K」が販売されているが、固定カメラだったそれとは違い、XiaomiスマートカメラC300は水平360°、垂直108°に対応する2軸のパンチルトモーターを搭載する。カメラの向きは、スマートフォンアプリから手動で調整できるほか、AIで人を検知し、その動きに追従させるといったことも可能だ。
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また、F1.4と明るい大口径レンズと高感度イメージセンサーにより、薄暗い環境でもカラーの鮮明な映像を表示できる。一般的なセキュリティカメラでは、低光量下ではモノクロの赤外線画像に切り替わってしまうことが多いので、この点はメリットと言えるだろう。なお、XiaomiスマートカメラC300でも、光量不足となる場合には赤外線画像に切り替わる。
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撮影した画像は、本体のmicroSDカードに記録する。ネットワーク内にNASがあれば、microSDのデータを自動でバックもできる。また、カメラが人物等の動きを検出した場合には10秒間の短い動画を自動で撮影。その動画はクラウドに保存される。このクラウド保存に関しては、直近7日間分を無料で利用可能。7日以上は古い動画から削除されていく。
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クラウドに保存することに不安を覚える人もいるかもしれないが、XiaomiスマートカメラC300と、スマートフォン向けのMi Homeアプリは英国規格協会（BSI）のKitemark（カイトマーク）認証を取得している。これは、欧州電気通信標準化協会（ETSI）が定めるセキュリティのベストプラクティスに準拠していることを意味しているので、安心してもいいだろう。
基本的には四六時中映像を確認しているようなものではない。何か動きを検知すると録画をするとともにスマートフォンに通知がくるので、それを確認するような使い方になるだろう。
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もちろん、気になった時にいつでもリアルタイムの映像を確認することもできる。外出先からも映像を確認できるので、留守中の家の様子を確認することも可能だ。カメラにはマイクとスピーカーも搭載されており、スマートフォンアプリを通じて双方向での会話も行える。
玄関に設置しておけば、人の出入りがある度に通知を受け取ることができる。両親が共働きで平日は子どもが1人で留守番しているような場合には、子供が学校から帰ってきたり、出かけたりといった様子を職場からでも確認でき安心につながるだろう。
残念ながら防水性能はないので屋外での利用は推奨できないが、ベランダに鳥のエサを用意し窓越しにカメラを向けておけば、鳥が来た時に動体検知で撮影することもできそうだ。
家庭用の見守りカメラ・セキュリティカメラとしては、比較的安価なXiaomiスマートカメラC300。自分なりの使い方を考えるのも面白そうだ。
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【画像】XiaomiスマートカメラC300
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