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セイコー プロスペックスでは、「Save the Ocean」をテーマとしてさまざまな海洋保護活動を支援してきた。ギリシャ・フルニ島における「水中考古学研究」も対象になっていることから、その世界観とセイコーのダイバーズウォッチのヘリテージを融合した200m防水の新作「1965 メカニカルダイバーズ 現代デザインSave the Ocean限定モデル」が登場した。
セイコーでは1965年に国産初のダイバーズウォッチを発売。以来、毎秒10振動のハイビート300m防水モデルや、チタンケースによる600m飽和潜水モデルなど独自のテクノロジーを搭載したエポックメーキングな傑作ダイパーズを送り出してきた。今回の新作は、これらのルーツである1965年の初代モデルに、現代的なデザインとスペックを加えた限定仕様の特別モデルだ。
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視認性と美観を両立
「現代デザイン」という名称を持つことから分かるように、単純な復刻ではなく、外観ではケース径がかなり異なる。初代モデルは当時としてはラージサイズの直径38㎜だったが、新作は41.3㎜に拡大。このサイズアップ分を逆回転防止機構付きの回転ベゼルの幅に反映しており、使い勝手が向上するとともに、60分目盛りが圧倒的に見やすくなった。ケースの縁と回転ベゼルの外周部にはザラツ研磨を施しており、歪みのない鏡面が放つ輝きがシャープな美観を構成している。内面無反射コーティングを施したデュアルカーブサファイアクリスタルに加えて、インデックスと時分秒針にはルミブライト(蓄光式夜光塗料)を塗布。使用環境を問わない優れた視認性も確保している。ちなみに、初代モデルはデイト表示のある3時位置にインデックスはなかったが、「現代デザイン」では小窓の横に小さく設定しており、すべてのポイントがルミブライトで発光する。
もうひとつの「Save the Ocean」を意味する際立った特長が、ブルーのダイヤルに施された古代の天体観測器「アストロラーベ」をモチーフとする線状パターンだ。セイコーが支援する水中考古学は海底や湖底に眠る遺跡を研究・保護する学問分野であり、盗掘や破壊から文化遺産を守り、歴史を次世代に残す活動も行っている。「アストロラーベ」は現在地の緯度や時間を星や太陽の位置から割り出す機能を備えた円盤状の機器であり、紀元前にヨーロッパで発明されてから船舶の航海などに広く利用されていた。現在では沈没船から回収される貴重な工芸品であるため、水中考古学を象徴する出土品といえるだろう。
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古代のロマンを秘めつつ、マルチに使えるダイバーズ
ムーブメントは雫石高級時計工房で製作されるダイバーズウォッチ専用の自動巻き「キャリバー8L35」を搭載。温度変化が時計の心臓部に与える影響を抑制する構造や素材が使用されている。
強化シリコン製ストラップがケースの天地を支える深いブルーのダイヤルには、失われた太古の時間と船乗りたちの情熱が独特のパターンとして刻まれている。視野を回転ベゼルまで広げれば、セイコーダイバーズの今日までの輝かしい歩みを語ることもできる。ほどよい存在感の41.3㎜径ケースで、厚さも13.1㎜と腕なじみが良い。デイト表示付きなので、ダイビングに限らず普段使いでも利便性は高く、回転ベゼルも会議の時間計測などさまざまに利用可能。マルチに使える本格派のダイバーズモデルに、はるかなる古代のロマンが加わった新作といえるだろう。
問い合わせ先/セイコーウオッチ お客様相談室 TEL:0120-061-012
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