中国には「龍が舞い、鳳凰が踊れば、民は末永く幸福を享受し、天下にあまねく平和と平穏が訪れる」という言葉がある。太古から中国文化と密接に結びつき、輝かしい時代の前兆として崇拝され愛好されてきた伝説的な生き物、龍と鳳凰を時計のダイヤル上で立体的に表現したのが、ヴァシュロン・コンスタンタンの新作「トラディショナル・トゥールビヨン」だ。
中央に真珠を挟んでダイナミックに舞い踊る龍と鳳凰は、型押しされたピンクゴールドの細部を丸ノミで彫り込み、さらにヤスリで磨いて滑らかにしていくパウンス装飾技法による綿密な手作業で造形。中国の皇后の象徴とされる鳳凰の繊細な羽毛の表現には、とりわけ微細な加工と正確な作業が要求されたという。皇帝を意味する龍も、ウロコに覆われた体をうねらせ躍動している姿をみごとに浮き立たせている。

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ケースサイドやラグにも繊細で立体的なモチーフ
6時位置のトゥールビヨンの小窓には鳳凰の羽と龍の足が触れており、テンプが往復振動しながら1分間に1回転するマルタ十字のキャリッジが、この天上の華やかな舞踊に命を吹き込んでいるように感じられる。背後のダイヤルはガルバニック処理(溶融メッキ)によって着色。その奥ゆきが神話的なシーンをさらに際立たせている。ダイヤルカラーはシルバー、ブラック、ディープブルーの3タイプがある。
ケースサイドやラグ横には大空を意味する雲が立体的に彫り込まれているが、ベゼルとラグの表面は浅浮き彫り(バ・ルリエフ)技法を使用。艶消しと艶出し仕上げの微妙な交錯によって、連続する渦巻き雲の輪郭を強調している。

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老舗ブランドが手がけた極上のアートピース
搭載ムーブメントは、自動巻きトゥールビヨンにもかかわらず、ケース外周をリング状のウェイトがスライドして巻き上げるペリフェラルローターの採用で厚さ5.65㎜を実現した超薄型「キャリバー2160」。ケース厚も11.21㎜とスリムに仕上がっており、ケース径41㎜なのでフィット感も抜群。約80時間のロングパワーも実用的だ。
ヴァシュロン・コンスタンタンは1755年に創業。一度として途切れることなく時計づくりを続けてきた老舗の名門ブランドであり、メティエ・ダールと呼ばれる高度な美術工芸も忠実に継承してきた。「トラディショナル・トゥールビヨン」は、このメティエ・ダールを手がける卓越した職人技と、伝統的な機械式時計では最高峰の複雑機構とされるトゥールビヨンが融合。265年以上にもわたる歴史と伝統が生み出した結晶とも表現できる、極上で稀少なアートピースなのである。

問い合わせ先/ヴァシュロン・コンスタンタン TEL:0120-63-1755
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