Z世代のセレブの間では、“ノーパンツ”ファッションがトレンドになりつつある。ノーパンツと言っても、下着を履いていないノーパンではなく、ボトムを履かない、という意味だ。カイリー・ジェンナーやヘイリー・ビーバー、ベラ・ハディッドなど、影響力をもつセレブたちは“ノーパンツ”を、自由の象徴だと捉えているのかもしれない。
ネットニュースなどで“ノーパンツ”というキーワードが話題になったのは、モデルのケンダル・ジェンナーの、The Rowのニットにトム・フォードのブリーフ、それに薄手のタイツのみという出立ち。これで堂々と街を歩いていたのだから恐れ入る。道ですれ違った人たちはどんなリアクションをしていたのか気になるところだ。
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ノーパンツとは、ケンダルのようにメンズのブリーフのみ、もしくはボディスーツのみでその上に何も重ね着しないスタイルのことを指すトレンド用語となっている。
これは撮影の衣装ではあるけれど、ベラ・ハディッドが着たような、ジャケットにランジェリーを融合させたような服も登場。もしこんなセクシーな装いの女性社員がオフィスに居たら目のやり場に困るし、社内は大混乱に陥るに違いない。
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ヘイリー・ビーバーはビッグサイズのスウェットやジャケットをボトムなしで一枚で着るのがお気に入りのスタイル。自慢の引き締まった脚を付け根ギリギリまでアピールしている。
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カニエ・ウェストの恋人として一躍インフルエンサーになった、女優のジュリア・フォックスは、2022年の「CFDAファッション・アワード」で、ブラとショーツが丸見えになる大胆なドレスを着ていた。片腕のスリーブとボトムが繋がっている、ユニークなデザインだ。
刺激的なノーパンツスタイルも、彼女たちZ世代にとってはレギンス一枚で街を闊歩するアスレジャールックや、ウエストが見えるクロップドトップス、ブラが透けるシアードレスの延長に過ぎないのだろう。
ノーブラ、ノーパンツと来たら、次はどんな肌見せが流行るのだろうか。
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【画像】もうボトムは履かない!? 「ノーパンツ」ルックがZ世代でトレンドの兆し
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懐かしの“ボディコン”が進化して帰ってきた…Z世代の間でブームの兆し
文:さかいもゆる
80年代のバブル期に日本でもブームだったボディコン=ボディコンシャスな服が、Z世代セレブの間で人気リバイバルの兆し。それも、単にボディラインを強調するだけでなく、英語で「セカンドスキン(第二の肌)」と言われるような、肌に密着するような素材でできているのが特徴だ。
元祖スーパーモデルのシンディ・クロフォードの娘でモデルのカイア・ガーバーは、「アカデミー・ミュージアム・ガラ」にシースルーのボディスーツを纏って登場。トップスとお揃いのプラムカラーのドレープ・ロングスカートも、すべて「アライア」のもの。80年代のボディコンブームの火付け役となったのがこのフランスのブランドで、女性の身体を美しく見せる官能的なデザインには定評がある。元々は「アズディン アライア」だったのが、2018年に「アライア」というブランド名に統一された。
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“ネイキッド・フィット”な着こなし
アメリカのメディアではこのカイアの着こなしは「ネイキッド・フィット(裸のようにフィットしている)」と評されていた。完全に透け透けでこんなに肌に密着しているのにバストトップが見えないのは、どういう仕組みなのか不思議。
ノーアクセサリーでリップもグロスだけに留めたミニマルな装いのカイアに、ネット上では「ママのシンディにそっくり」と驚きの声が上がっている。たしかに、ゴージャスな巻き髪と凛々しい眉、女神のようなスタイルは、シンディそのものだ。
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2020年代のボディコンは、キメすぎない
米『ELLE』誌の「ELLEが選ぶ2022年を代表する女性たち」というイベントに登場したモデルのヘイリー・ビーバーは、ブラウンのボディコンドレスを着用。ヘイリーはこのイベントの少し前に開催された前述の「アカデミー・ミュージアム・ガラ」で、夫であるジャスティン・ビーバーの元カノ、歌手のセレーナ・ゴメスとハグしあうツーショットを披露して、話題になったばかり。このセクシーなドレスを着たことで、またもやネットニュースを騒がせる形となった。
ハイネックのこのドレスは、全身のシルエットが露わになるような素材感で、バックスタイルではヒップの形までがくっきりと見えている。
ヘイリーはほぼ何もセットせずダウンスタイルにしたヘアに、ブラウンリップをアクセントに。どうやら2020年代のボディコンは、キメすぎずにエフォートレスに着こなすのがZ世代のこだわりのようだ。
肌は露出しない代わりに、ボディラインを限界まで見せる。これが新たなファッショントレンドとなるのだろうか。
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【画像】懐かしの“ボディコン”が進化して帰ってきた…Z世代の間でブームの兆し
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2020年代のボディコンは、キメすぎない
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