コロナ禍での運動不足や年安年始の不摂生を反省し、今年は運動を含めた健康管理を頑張ろうと考えている人もいるだろう。そうした人にピッタリのアイテムがOPPOから登場する。OPPOは1月23日、スマートバンド「OPPO Band 2」を1月27日に発売すると発表した。すでに予約は開始されており、価格は8480円(税込み)だ。
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OPPO Band 2は、Bandシリーズとしては2021年春に発売されたOPPO Band Styleの後継だが、実質的には2021年末発売のOPPO Watch Freeの後継機種と言っていいだろう。デザインや機能などはかなりの部分が似通っている。
1.57インチ(256x402ピクセル)の大型有機ELディスプレイを搭載しており、本体サイズは約45.3x29.1x10.6mm。重さはストラップ込みでも約33gと軽量だ。就寝時に身に着けていても、邪魔になりにくいだろう。
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5気圧防水で、水泳を含めた100種類以上の運動の計測に対応。ウォーキンやランニングなどはもちろんのこと、犬の散歩も運動として記録できる。ランニング、ウォーキング、ローイング、エリプティカルの4種類については、運動を認識して自動で記録の開始も行える。
ランニングに関しては、イージーラン(3km/5km/8km)、脂肪燃焼ラン(初級/中級/上級/エキスパート)、耐久ラン(5km/8km/10km)、インターバルラン(初級/中級/上級)の全13コースが用意されており、それぞれの目的にあったランニングペースをサポートする機能も備えている。
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また、独自開発のプロテニスモードを搭載する。サーブ、フォアハンドトップスピン、フォアハンドスライス、バックハンドトップスピン、バックハンドスライスをそれぞれ認識し、打球数やスイングスピードを計測できるとのことだ。ただし、正確な記録のため、OPPO Band 2をラケットを握る手のほうに装着する必要がある。
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OPPO Band 2は運動だけではなく、最近の流行りでもある睡眠計測にも力を入れている。睡眠時間の記録はもちろんのこと、睡眠中の血中酸素濃度の測定や、いびきの検知にも対応。なお、いびきに関してはスマートフォンを併用する必要があるのだが、検出時に録音することも可能だ。
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バッテリー持ちは最長で14日間。しばらく使ってみたところ、7日ほどでバッテリーの残りは16%となっていた。この状態は、心拍のリアルタイム計測と睡眠中の血中酸素濃度の計測をオフ(この2つはオフがデフォルト)にした状態なので、これらを有効にすると、さらにバッテリーの減りは速くなると考えられる。ただ、60分で満充電、5分の充電で24時間使用できるだけのバッテリーを充電できるので、入浴時に充電するなどすれば、バッテリー持ちを気にする必要はなさそうだ。
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このほか面白い機能として、その日の服装やアイテムに合わせてAIがウォッチフェイスを自動生成してくれる「AIコーディネイト 2.0」を搭載している。スマートフォンのアプリで来ている服や身に着けている小物などを撮影すると、それに合わせて文字盤をいくつか生成してくれるので、その中から好みのものを選ぶことができる。ウォッチフェイスも含めてファッションをコーディネイトしたい場合には使ってみるといいだろう。
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実際に1週間ほど入浴時以外はほぼ身に着けていたが、身に着けているということを忘れてしまうほどに快適だった。付属のシリコンバンドも当たり柔らかく、キーボード操作時などにも邪魔にならない。ただし、常時表示が行えないのは残念なポイントだ。手首を傾ければ表示してはくれるのだが、逆に言うと手首を傾けないと表示できないということだ。また、寝ているときなどは上手く反応してくれず、結局画面をタップしなければいけないこともしばしばあった。ここは、多少バッテリー持ちを犠牲にしても常時表示の設定を追加して欲しいところだ。
ともあれ、これから健康管理に気を付けようと思っている人が最初に購入するスマートバンドとしては、価格も手頃で使いやすいデバイスだろう。
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OPPO Band 2
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