イタリアを駆け回ったタイヤチューブが変身

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    SDGs NEWS

    SDGs とは「Sustainable Development Goals」の略で、17のゴールから構成される「誰ひとり取り残さない、持続可能な開発目標」。実践できる身近なSDGs のニュースを毎月お届けします。

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    二つ折り財布の「クラシコ」(11×9×1.5㎝/折りたたみ時)¥7,800 

    イタリア全土を舞台にして行われる自転車のロードレース、ジロ・デ・イタリアも開催される自転車大国から、自転車のタイヤチューブをリサイクルした商品が生まれた。つくったのは、トリノを拠点とするハンドメイド工房ミニマー。廃棄されるタイヤチューブから製品として利用可能な部分を選んで洗浄した後、財布やポーチなどにアップサイクル。タイヤチューブはもともと高い耐久性や防水性があり、かつ軽量。バッグや財布をつくる上でも理想的な素材なのだ。プリントされたロゴや文字はそのままデザインとして使用されており、それもまた個性に。イタリアを走っていた自転車のタイヤが手中にあると思うとどこか楽しい。

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    三つ折りの「インフォマーレ」。シンプルなパッケージも魅力。(10.5×7.5×2㎝/折りたたみ時)¥7,800

    Mnmur(ミニマー)

    工房はトリノにあり、二つ折り財布(¥7,300~)や三つ折り財布(¥7,800~)、長財布シリーズ(3種各¥11,000)などを手がけている。オンラインショップ「アンバーアーク」(https://amber-ark.jp/collections/mnmur)とアマゾンから購入可。

    問い合わせ先/NPI合同会社
    support@amber-ark.jp

    ※この記事はPen 2023年2月号より再編集した記事です。

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