星野リゾートが全国各地に展開する温泉旅館「界」と、俳優の生田斗真が主演する映画『湯道』とのコラボレーションが決まった。界の21施設で、『湯道』の世界を追体験できる宿泊プランが2月23日から提供される。

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界では、1泊2日で湯治体験ができる「うるはし現代湯治」など、忙しい日々を過ごす現代人に向けて、湯を通した癒やしのサービスを提供している。映画『湯道』で企画・脚本を務める小山薫堂も、日本独自の入浴をひとつの道（文化）と捉える精神や活動を提唱し、その価値観を映画に反映している。

界と『湯道』、それぞれの「日本の入浴文化を大切にしたい」という思いが一致し、今回のコラボが実現した。

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提供される宿泊プランでは、『湯道』で描かれる湯の心得や作法が、界の施設で堪能できる内容となっている。

作中で描かれる「湯道」の作法をまとめたガイドブックや、「湯道」の作法のひとつである入浴前の水分補給「潤し水」に使うオリジナルの漆の水吞み、「湯道」を説く「湯道会館」でランクが上とされる朱色の手ぬぐいなど、映画に関連したアイテムが用意される。これらは持ち帰ることもでき、自宅でも湯と向き合うことが可能だ。

さらに、作中で登場人物が味わう「牛乳」や「コーヒー牛乳」が同期間中、湯上がり処（※界 阿蘇では各客室）で数量限定で提供されるほか、「湯道」の家元が説く「湯道の心得」の掲示も。さまざまな場面で「湯道」の世界を体験しながら、これまでとは一味違った界のおもてなしを感じることができるはずだ。