2022年のハリウッドセレブのファッショントレンドといえば、シースルードレス。職業柄肌を見せることにあまり抵抗がないベラ・ハディッドやエムラタことエミリー・ラタコウスキーのようなモデルたちだけでなく、女優たちも果敢にシースルードレスを着ていたのが印象的だ。
Netflixのドラマ『ウェンズデー』でアダムス・ファミリーの長女、ウェンズデーを演じてブレイクしたジェナ・オルテガ(20歳)も、11月に開催された放送映画批評家協会主催の「ラテン映画&TV祭り」のレッドカーペットでワンショルダーのシースルードレスを着用。彼女はパリコレで「ヴァレンティノ」のショーを鑑賞した際にも、同ブランドの黒の総レースのスリップドレスを纏っていた。ドラマではゴスロリ・ファッションがウェンズデーのトレードマーク。そのイメージを裏切らないブラックの着こなしは、透ける素材を用いることでスタイリッシュなムードを高めることに成功している。
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ボディ・ポジティブやフェミニズムのメッセージ
ジェナが参加した「ヴァレンティノ」のショーには女優のフローレンス・ピューもバストトップが透けて見える、スパンコール付きのシースルーセットアップを着て登場。バスト下までしかないトップスで、ウエストも大胆に披露している。
フローレンスは7月の「ヴァレンティノ」のオートクチュールのショーでもピンクのシースルードレスを着ていたが、このときの写真をインスタグラムに投稿したことでフォロワーたちから「胸が小さくてがっかり」などと批判のコメントを寄せられていた。その際、「おっぱいの何を恐れているの?」と反論し、「#fuckingfreethefuckingfreethenipple(ファッキンフリーザファッキンフリーザニップル)」と、乳首を解放しようというハッシュタグをつけたコメントを投稿。今回のシースルー着用にも、人に体型を批判されたとしても、気にせず自由に乳首を解放しようという意図が込められているようだ。
下着やバストトップを露出するシースルーアイテムがなぜここまで支持されているのか。それは、ひとつには来年の春夏のトレンドがシアー素材だということもあるけれど、前述のフローレンスのように、ボディ・ポジティブやフェミニズムのメッセージとして、体型を隠さずに見せるのが女性の強さや権利を主張することに繋がる、というムーブメントがあるから。
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「女性は好きな服を自由に着て然るべき」
フェミニストで知られるエムラタがシースルーアイテムで頻繁に肌を見せているのも、何もスタイルがいいから見せびらかしたいというだけではなく(恐らくそれもあるだろうけれど)、彼女の「女性は好きな服を自由に着て然るべき」という信念からのこと。彼女は以前インタビューでこう語っている。「ブルカであろうがTバックであろうが、女性は着たいものを着て、好きなように自分を表現していいと思うし、そうあるべき」。
セレブたちが肌を露出する服を身に纏うとき。そこには男性の目を楽しませるためではなく、自分たちの尊厳を守ろうとしている意味があると知ったら、彼女たちを見る目が変わるだろうか。
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【画像】2022年のセレブのファッショントレンドが“シースルードレス”だった理由
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ボディ・ポジティブやフェミニズムのメッセージ
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【画像】2023年春夏コレクション、最新トレンドはまるで“全身タイツ”なシースルー
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懐かしの2000年代初頭…腰骨まで見せる“超ローライズボトム”がトレンドの兆し
文:さかいもゆる
figure>「LACMA アート&フィルム・ガラ」でのケンダル・ジェンナー。(c)ZUMAPRESS/amanaimages
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エミリー・ラタコウスキーはGストリング見せ
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スーパー・ローライズのケンダル・ジェンナー
カーダシアン姉妹の一員、モデルのケンダル・ジェンナーは先日開催された「LACMA アート&フィルム・ガラ」に、シアーなボディスーツにシルバーのローライズ・スカートという出立ちで登場。ちょっと動いたら床に落ちてしまうのではないかと、見ているこちらがハラハラしてしまうくらいのスーパー・ローライズぶり。
今年1月にカニエ・ウェストと交際しスピード破局した女優のジュリア・フォックスも、ローライズアイテムを好んで着用している。
ジュリア・フォックス
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73歳のヴェラ・ウォンも…
若いモデルの間でだけのトレンドかと思いきや、そうでもない。セレブ御用達のウエディングドレス・デザイナーで73歳のヴェラ・ウォンも、この通り。ローライズ・デニムにブラトップのみの大胆な着こなしのセルフィーをインスタグラムにシェア。これは今年の夏、ハンプトンでバカンスを過ごしたときの写真だという。70代どころか50代にも見えないこのスレンダーな体型、こうやって見せびらかしたくなるのはわかる気がする。
履いているセレブはみんな恋の噂が絶えない肉食系女子、というのが共通点のような。ウエストのくびれをアピールするのにもってこいなこの超ローライズボトム、日本でも流行る日は来るのだろうか。
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【画像】「懐かしの2000年代初頭…」腰骨まで見せる“超ローライズボトム”がトレンドの兆し
エミリー・ラタコウスキーはGストリング見せ
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スーパー・ローライズのケンダル・ジェンナー
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73歳のヴェラ・ウォンも…
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