試合結果のみならずさまざまな社会的ニュースもあり、注目を集めたサッカーワールドカップカタール大会。既に終盤となり、土曜日に3位決定戦、日曜日に決勝を残すのみとなった。
イングランドチームは「フットボール・カミングホーム」(生まれ故郷にフットボールが帰ってくる=イングランドが優勝するという意味)の声援とともに国際大会のたびに本国のファンの期待を一身に背負うのだが、10日の準々決勝で惜しくもフランスに敗退。優勝トロフィーとともにはカミングホームは出来なかったけれども、可愛らしい“道連れ”と帰国したことが大きな話題となっている。
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デヴィッド(デイブ)と名付けられた一匹の猫
もともとデイブはイングランドチームが4週間にわたってトレーニングの拠点としていたキャンプ周辺に暮らす野良猫だった。選手たちが到着した初日から「顔を出し」、毎晩餌をねだっているうちにメンバーたちに可愛がられるように。特にディフェンダーのカイル・ウォーカーとジョン・ストーンズはデイブを溺愛し「イングランドが優勝した暁にはデイブを連れて帰ろう」とまで考えるようになったという。
他の猫とテリトリーと餌をめぐって喧嘩をすることもあったというデイブだが、その獰猛さは選手たちをインスパイアしたのでは?とまで言われている。残念ながら優勝の夢は叶えられなかったけれども、カイル・ウォーカーとジョン・ストーンズはデイブとともにイギリスに帰国することは実現。選手たちがカタールを離れた2時間後にデイブも後を追って旅立ったという。
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Football may not be coming home but Dave the Cat is. England’s adopted mascot has begun his journey to the UK this afternoon @PA pic.twitter.com/09rQQuCIKP
— Rich McCarthy (@VJRichMcCarthy) December 11, 2022
今後はイングランドの動物病院で疫病検査や予防注射をしながら4ヶ月間の隔離となる。その後はマンチェスターを拠点とするウォーカーかストーンズの家猫になると言われている。動物愛護が強いイギリスでは有名な機関に暮らすセレブな猫や犬も多い。その筆頭とも言える首相官邸の「ネズミ捕獲主任」の猫、ラリーはさっそくデイブへの歓迎をツイートしている。
Welcome to the team Dave x https://t.co/xfhtNl939h
— Larry the Cat (@Number10cat) December 11, 2022
灼熱のカタールから極寒の国への突然の引越しで、デイヴが戸惑っていないか心配ではある。でも隔離を終えて晴れて自由な猫となる頃には、イングランドも彼が快適に暮らせる気候となっていることを願って止まない。
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【画像】W杯準々決勝で敗退のイングランド、“可愛い道連れ”と帰国したことが話題に
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デヴィッド(デイブ)と名付けられた一匹の猫
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Football may not be coming home but Dave the Cat is. England’s adopted mascot has begun his journey to the UK this afternoon @PA pic.twitter.com/09rQQuCIKP
— Rich McCarthy (@VJRichMcCarthy) December 11, 2022
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— Larry the Cat (@Number10cat) December 11, 2022