ミニスカート人気が復活し、お腹見せスタイルが支持されるZ世代のファッション。そんな中、今度はまるで全身タイツと呼びたくなるような、シースルーのジャンプスーツやドレスがトレンドに。
2023年春夏のコレクションでは、さまざまなブランドがシースルーのルックを発表。トリー・バーチのランウェイではエムラタことエミリー・ラタコウスキーが、バストが透けるトップスにオレンジのスカートという着こなしで登場。ステラ・マッカートニーのショーではベラ・ハディッドが、シルバーの全身シースルー素材のジャンプスーツを着用。
エムラタは2016年に『ハーパース・バザー』誌のパーティーでも全身網タイツのようなスタイルで現れ、物議を醸したことがある。
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カーダシアン家のカイリー・ジェンナーは、ブルックリン・ミュージアムで開催されたティエリー・ミュグレーのアーカイブ・コレクションのイベントに、蜘蛛の巣のような模様が入ったストッキングのようなボディスーツに、バックショーツを履いた装いをチョイス。会場ではマントを羽織って下半身のみを露出していた模様。
今年5月のMETガラでは、女優のダコタ・ジョンソンがグッチの総レースのジャンプスーツでレッドカーペットに現れて注目を集めていた。
日本でも先日、「下着ユニバ」なるSNSの投稿が話題になったばかり。Z世代にとって、肌見せファッションはもはや自己表現のひとつの手段に過ぎず、肌を露出することに我々昭和世代のような抵抗はないのかもしれない。
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【画像】2023年春夏コレクション、最新トレンドはまるで“全身タイツ”なシースルー
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懐かしの2000年代初頭…腰骨まで見せる“超ローライズボトム”がトレンドの兆し
「LACMA アート&フィルム・ガラ」でのケンダル・ジェンナー。(c)ZUMAPRESS/amanaimages
かがむとTバックショーツが見えてしまうローライズデニムが流行ったのは、Y2K、2000年代初期のこと。そして令和の今、腰骨よりさらに下まで見えそうな、超・ローライズボトムがセレブたちの間で再びブームになりつつある。
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エミリー・ラタコウスキーはGストリング見せ
ブラピとのデート報道で注目される、女優でモデルのエミラタことエミリー・ラタコウスキーは、スカートでもパンツでも、ローライズでおへそを見せるスタイルにハマっている様子。2年前に出産したばかりとは思えない、贅肉ひとつないフラットなウエストでローライズボトムを着こなしている。エミリーのように、ボトムからGストリングと呼ばれる紐パンをチラ見せする着こなしも人気だ。
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スーパー・ローライズのケンダル・ジェンナー
カーダシアン姉妹の一員、モデルのケンダル・ジェンナーは先日開催された「LACMA アート&フィルム・ガラ」に、シアーなボディスーツにシルバーのローライズ・スカートという出立ちで登場。ちょっと動いたら床に落ちてしまうのではないかと、見ているこちらがハラハラしてしまうくらいのスーパー・ローライズぶり。
今年1月にカニエ・ウェストと交際しスピード破局した女優のジュリア・フォックスも、ローライズアイテムを好んで着用している。
ジュリア・フォックス
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73歳のヴェラ・ウォンも…
若いモデルの間でだけのトレンドかと思いきや、そうでもない。セレブ御用達のウエディングドレス・デザイナーで73歳のヴェラ・ウォンも、この通り。ローライズ・デニムにブラトップのみの大胆な着こなしのセルフィーをインスタグラムにシェア。これは今年の夏、ハンプトンでバカンスを過ごしたときの写真だという。70代どころか50代にも見えないこのスレンダーな体型、こうやって見せびらかしたくなるのはわかる気がする。
履いているセレブはみんな恋の噂が絶えない肉食系女子、というのが共通点のような。ウエストのくびれをアピールするのにもってこいなこの超ローライズボトム、日本でも流行る日は来るのだろうか。
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