秋冬のトラッドアイテムの代名詞といえば、やはりツイードジャケットだろう。チェック柄は細かめを選ぶのがモダンだ。
1. CARUSO for BLANDET
英国ラバット社のツイードでカルーゾが仕立てた別注品。国内未入荷だったモデル「ノルマ」を採用しているのも服好きに響く。11月下旬までの受注販売で、納期は約4~5カ月。
2. SOUTHWICK
1929年の創業から現在まで、おもにメイド・イン・USAで展開するアメリカントラディショナルの雄、サウスウィック。お馴染みのハリスツイードに、秋冬の定番柄ブラックウォッチを配した王道の品。奇をてらわない姿勢が同ブランドらしい。
3. ANATOMICA
国内製造のツイード生地に、生成りと黒の細かな千鳥格子を合わせた。袖口も本切羽ではない設計で、60~70年代に既製服として量産された、いわゆる“英国のツイードジャケット”を彷彿させ、マシンメイドなつくりの美しさをあえて打ち出した。
※この記事はPen 2022年12月号より再編集した記事です。