1.時代が変わるいまこそ考えたい、「紙」のある暮らしの未来
およそ2000年も前から人類が営んできた紙のある暮らしは、価値観や行動様式が急速に多様化する現在を経て、10年後にはどのような変化を見せるだろうか。そんな少し先の日常を想定したデザインに取り組むのは、花王、資生堂、ソニー、ビームス、明治で働くインハウスデザイナーたち。展覧会ディレクターはコーセーの山﨑茂、アートディレクターはサン・アドの白井陽平が担い、さまざまなシーンでのパッケージを具体的に提案する。
『10年後の紙とくらし』
開催期間:11/7~12/27
会場:竹尾 見本帖本店2F
TEL:029 -227- 8111
開館時間:11時~18時 ※11/12、12/10は 13時~17時まで
休館日:土曜日、日曜日、祝日
料金:無料
www.takeo.co.jp/exhibition
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2.亡きヴァージルがデザインした、カッシーナの新作家具
6月のミラノデザインウィークでカッシーナが発表して話題となった、故ヴァージル・アブローによる新作家具「モジュラー・イマジネーション(MODULAR IMAGINATION)」が、11月17日から国内で発売される。ふたつの異なるサイズのブロックはほどよい弾力性があり、シートやサイドテーブルのように自由な使い方ができる。建築学の修士号をもつアブローが亡くなる前に完成させた、住空間に新たな魅力をもたらすユニークなピースだ。
「モジュラーイマジネーション」
問い合わせ先/カッシーナ・イクスシー青山本店
TEL:03- 5474-9001
※この記事はPen 2022年12月号より再編集した記事です。