カジュアルな印象のスエードブルゾンも、レザーの色みや裏地の柄で品よく見せることもできる。気負わず羽織れて場所を選ばない優れものだ。
1. POLO RALPH LAUREN
ラルフ ローレンのアーカイブから見つけたジャケットをベースに、ヤギ革のスエード素材を用いた一着。渋めのブラウンカラーやヴィンテージ加工など、ラギッドな印象を醸す。内側含め計4カ所にポケットが配されており、使い勝手も充実。
2. HERILL
ピンクの色みが新鮮なスエードブルゾン。裏地はシボの入ったシカの表革を採用した、細部まで抜かりのないつくり。革質を活かしたゆったりした身幅やアームで、立体感あふれるシルエットに仕上げられている。リジッドデニムなどできれいに合わせたい。
3. BARACUTA × HEUGN
バラクータの「G3」をベースにした特別モデル。肩のラグランラインを高めに設定し、色気のあるフォルムに。スエードは、英国の老舗らしい上品なグレーカラー。チラリとのぞく裏地のチェック柄も効いている。
※この記事はPen 2022年12月号より再編集した記事です。