LONDON ロンドン/イギリス
ヒッチコックの映画やピンク・フロイドのアルバムジャケットにも登場するバタシー発電所。最盛期にはロンドンの1/5の電力を生み出していた巨大な施設は1983年にその役目を終えた後、長年手つかずのままだった。2011年に再開発計画が認可され、去る10月14日、巨大複合施設としてオープンした。
90億ポンド(約1.5兆円)を投じたナイン・エルムズ地区の再生プロジェクトの目玉であり、巨大な発電所は約250の商業施設と4000室のアパートに生まれ変わる。2万5千人が暮らし、働く街の中核の施設として機能する予定。生まれ変わった象徴的なデザインの発電所は、ロンドンの新名所となるはずだ。
---fadeinPager---
【関連記事】
ダミアン・ハーストの作品を焼却処分!?リアルとデジタルの境界線を問う展覧会
---fadeinPager---
オンラインメディア「dezeen」の編集長、マーカス・フェアーズを悼む
---fadeinPager---
これからは週4勤務が常識に!? 3300人の労働者が参加した社会実験
※この記事はPen 2022年12月号より再編集した記事です。