北京版マルタン・マルジェラ展が、会場を迷宮に変えてスタート

  • 文:原口純子
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BEIJING 北京/中国

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Installation view of ‘Martin Margiela at M WOODS’, M WOODS HUTONG,Beijing, 2022 Courtesy M WOODS Photo by Zhao Yihan

アジア初となる『マルタン・マルジェラ展』(開催期間:~12/4、料金:一般148元)が木木美術館(ムムメイシュグァン)で開催中だ。2021年、パリのラファイエット・アンティシパシオンで開催された内容をベースに、北京での展示のために新たな作品を追加して展示している。

美術館外観は、建物の往時の姿などをプリントした幕に覆われ、サイト・スペシフィックアート「紀念碑(ジニェンベイ)」へと変貌。出口と入り口は通常と逆動線に設定し、オーディエンスは再構築された迷宮のような会場を進む。北京だけで販売される約50種類のグッズや自動販売機風の会場案内図配布マシン(写真)なども話題。連日多くのファンがつめかけている。

www.mwoods.

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※この記事はPen 2022年11月号より再編集した記事です。