2020年のデビュー以来、立体的なシルエットの服や小物と、サステイナブルな取り組みを展開するファッションブランド「CFCL(シーエフシーエル)」。同ブランドにとって初めての実店舗“CFCL OMOTESANDO”が10月19日にオープンした。場所は、表参道にあるファッション複合ビル・GYLEの3階。空間デザインは、日本橋高島屋共有部IN THE GREEN/ SOLSO HOMEのショップデザインなどを手がけたMMA Inc.が担当した。
ソリッドなコンクリートに包まれた空間には、色や形をフレキシブルに変えられるUSMハラーの什器が並ぶ。設計を手がけたMMAは、「CFCLのフィロソフィーをノイズなく具現化するため、ミニマルでマッシブな形状で空間を構成し、そこに繊細なテクスチャーを組み合わせることで、より衣服が美しく見えるようデザインした。空間に余白をもたせ、レイアウトを自由に変えられることで、お店の在り方に変化と発展性をもたせた。訪れる人が時間の経過とともに進化していくCFCLを体験できる空間だと思う」とコメント。什器や壁面のビジュアルは時機に応じて変化させていく予定だという。
「CFCL」の舵取りを担うクリエイティブ・ディレクターの高橋悠介は、三宅デザイン事務所に入社した後、2013年に「イッセイミヤケメン」のデザイナーに就任。20年に独立して「CFCL」を設立すると、翌年には毎日ファッション大賞 新人賞・資生堂奨励賞、FASHION PRIZE OF TOKYOを受賞。今年はパリ・ファッションウィーク秋冬、春夏ともに参加するなど、破竹の勢いの快進撃を続けている。
今回オープンした“CFCL OMOTESANDO”では、ウィメンズ、メンズ、キッズラインを一同に取り揃える。主軸商品のひとつ、3Dコンピューターを使って編む「ホールガーメント」の技術を活かしたニットアイテムは、ストレッチ性があり体型もカバーできるため、着る世代もフリー。さらに、それらのほとんどは洗濯機で洗うことが可能。「CFCL」が各界のクリエイターたちから支持される所以は、創造的なチャレンジを続けながら、現代の生活に寄り添うリアルな視点を持ち合わせている点だと言えるだろう。
ショップのオープンを記念して、店頭では都会のオケージョンを意識したレッドカラーの限定アイテムを販売。商品を一万円以上購入した人の中から先着で100名にミニバッグをプレゼントする特典も実施中。この機会に「CFCL」が創り出す新たな空間へ足を運んでみてはいかがだろうか。
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■CFCL OMOTESANDO
住所:東京都渋⾕区神宮前5-10-1 GYRE3F
営業時間:11:00~20:00(不定休)
TEL:03-6421-0555
www.cfcl.jp