雨の夜、大都会のビルの屋上から、地上に舞い降りるヒーロー。「私は、ダイワマンだ。ダイワマンは、ダイワスーツに身を包み、あなたの暮らしと、あなたの未来を、見守っている」。平和を脅かす者たちから人々を守ると、「ダイワモービル」で街を駆けるダイワマン。彼が帰る場所とは? そして、その正体とは……。
2009年〜2011年に放送された大和ハウス工業の企業CM「ダイワマン」が、11年の時を経て復活。9月6日から「ダイワマン SEASON2」が放送されるや、「めちゃくちゃかっこいい」「スーツやCG諸々の進化を感じる」「映画化してほしい」などの声がネット上にあふれた。
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仕掛け人は、TUGBOATの多田琢氏
役所広司に変わり、新たにダイワマンを託されたのは西島秀俊。撮影は、CMでは異例の5日間にわたって行われた。クリエイティブチームの力が特に入ったのは、火花で大和ハウスのシンボルマークが浮かび上がるショット。雨の中で何度もテストが重ねられ、本番で「OK」が出たときは歓喜の声が上がったという。
クリエイティブディレクターは、大和ハウスのCMを長年手掛けている、TUGBOATの多田琢氏。多田氏といえば、SMAP主演で『科学忍者ガッチャマン』を実写化したNTT東日本のCM(00年)や、小栗旬が桃太郎にふんした「ペプシ」のCM(14年〜)などで視聴者の度肝を抜いてきた希代のプランナー。今回は、「ペプシ」やNHK大河ドラマ『麒麟がくる』のオープニング映像でコンビを組んだ井口弘一監督と、『バットマン』の世界を彷彿させるクオリティーの高い映像を作り上げた。
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Episode2には市原隼人が登場
冒頭のEpisode1「登場」篇を放送した2日後には、Episode2「継承者」篇をオンエア。「登場」篇が「SIDE A」とすれば、「継承者」篇は裏側を描いた「SIDE B」。市原隼人が新人の“脱サラ俳優”として登場し、西島がダイワマンを演じるまでのストーリーが、コミカルな会話劇として描かれる。この「継承者」篇は、役所が「ダイワハウチュ」と言ってしまうシリーズを手掛けた、高田雅博氏が監督している。適材適所のトップディレクター起用も、多田氏ならではだ。
SNSなどでの反響を見ると、『シン・ウルトラマン』『仮面ライダーBLACK SUN』とヒーローものへの出演が続く西島に対するコメントも多い。「ウルトラマン、仮面ライダー、ダイワマンの三大特撮を制覇」「仮面ライダーBLACKになる前にダイワマンになりおって!」など、ユーモアあふれるツッコミが散見されておかしい。
Episode 3は、23年1月上旬放送予定。次は、どんな展開で楽しませてくれるのだろうか。
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ダイワマン SEASON2 Episode 1「登場」篇(60秒)
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ダイワマン SEASON2 Episode 2「継承者」篇(60秒)
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