この数日の雨が明けると、気温が一気に下がる模様。そろそろニットの出番だ。オーセンティックなケーブル編みを選ぶなら、やっぱり専業ブランドがお薦め。

1. BATONER

ニットの産地として名高い山形県寒河江市で誕生したバトナー。糸からオリジナルを採用したニットはチクチクした肌触りがまったくない。ケーブル編みの立体感が巧みに表現され、味わい深い仕上がり。王道のアイボリーなら高品質な素材の風合いも際立つ。

2. INVERALLAN

ケーブル編みニットの代名詞であり、スコットランドの伝統を受け継ぐインバーアラン。ざっくりとした太めの網目はそのままに、エディフィスの別注色として展開したのがこちら。2色以上の糸を織り交ぜたメランジ調の深いグリーンが特徴。

3. GRAN SASSO

大柄な網目のパターンに、スリムな身幅やアーム。質実剛健な英国ブランドと一線を画し、色気を醸すイタリアブランドならではのつくり。肉感のある編み目だが、やわらかく、空気を十分に含むので秋口から春先まで長い期間、着用できる。