「ウェスティンホテル東京」では、今秋限定で新作を含むモンブランが6種類揃い、味比べを楽しめる。ひとつの素材からさまざまなスイーツを発想する、エグゼクティブ・ペストリーシェフ鈴木一夫さんならではの傑作ばかりだ。

シグネチャーである「スペシャル モンブラン」は、シンプルなモンブラン。だからこそ、一つひとつの工程にパティシエの技が隠されている。このモンブランのために焼き上げたスポンジは、フワフワと口溶けのよい食感で、繊細な栗の味わいを邪魔しない程度にラム酒で香りづけされている。

スポンジ上の生クリームは甘さ控えめで、空気をたっぷりと含んでいるから口当たりも軽やか。中心には、かすかな渋味があるホクホクの蒸し栗を忍ばせる。その上を覆うのは、国産和栗の深みある香りを纏ったマロンクリーム。

素材のバランスを極めることで、和栗の魅力を堪能できる、モンブランの王道ここにあり。

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