航空機の廃材を活用した、新たなクリーナーが登場

  • 編集&文:一ノ瀬 伸
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SDGs NEWS

SDGs とは「Sustainable Development Goals」の略で、17のゴールから構成される「誰ひとり取り残さない、持続可能な開発目標」。実践できる身近なSDGs のニュースを毎月お届けします。

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三菱電機/左:スタンダードタイプ「HC-JM2B」。¥91,300 右:プレミアタイプ「HC-JD2B」。¥102,300(ともに実勢価格)/三菱電機お客さま相談センター TEL:0120-139-365 ※実勢価格は編集部調べ

三菱電機からコードレススティッククリーナー「インスティック ズバキュー」の新モデルがお目見え。スタンダードタイプ「HC-JM2B」と、付属アタッチメントが豊富で回転ブラシの自動クリーニング機能を備えるプレミアムタイプ「HC-JD2B」の2種類を発売した。特筆すべきは、パイプとハンドルの部分にリサイクル素材を使っている点だ。旅客機のボーイング787の主翼製造時に発生する炭素繊維複合材料を再生し活用。三菱重工業との協業により、環境負荷の軽減を図る。

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三菱電機と三菱重工業は2019年から廃材の再利用に向けた研究開発を進め、ボーイング社のパートナーとして三菱重工業が手がける旅客機の主翼の廃材を活用するに至った。

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※この記事はPen 2022年10月号より再編集した記事です。