東京から約90分、日本三大朝市の一つ「勝浦朝市」や世界大会も行われるサーフスポットでも有名な千葉県勝浦市。「千葉県勝浦海中公園」に、オールオーシャンビューの複合施設『edén(エデン|正式名称：かつうら海中公園滞在型観光施設）』が7月30日にオープンした 。併せて「海岸線アートプロジェクト」が始動している。

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勝浦市は太平洋に面し、一年を通して温暖な気候に恵まれている。古くからサーフスポットなどを中心に観光地と漁業のまちとして栄えてきた一方、近年は同市を訪れる観光客が年間約1/5にまで激減した。「千葉・勝浦を人が集まる街へ。」と思いを込めて『edén』は地域活性化のために勝浦市によって建設された。天候に左右されず年間を通して楽しめる、サウナを併設したサーマルスプリングスパ（天然温泉スパ）、レストラン、ショップからなるオールオーシャンビューの複合施設だ。Salt Group（ソルト・グループ）によって運営される。

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自動ロウリュウの本格サウナ、君津市にある美肌の湯とも言われている「濃溝温泉 千寿の湯」からの運び湯のインフィニティ温泉は絶景が望め、「どこにもないはずの楽園」をコンセプトの通り、勝浦の海を一望しながらナチュラルワインを片手に“ととのう”体験は至福のひとときだ。水着着用のスパなので、カップルや家族でも一緒に楽しめる。

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1Fのレストランでは、地元で採れる食材を中心に使い、アヒージョ、パエリア、伊勢海老のボイルなどの地中海料理と共にナチュラルワインも楽しめ、テラスでは絶景足湯席もある。

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「海岸線アートプロジェクト」がスタート

オープンと同時に、「海岸線アートプロジェクト」がスタート。オープニングは美術家／音楽家として活躍する立石従寛が中心となり、『edén』周辺の勝浦の自然環境を活かしたインスタレーションを展開した。

リアス式海岸が続く断崖の地、勝浦の浜辺に、「積み重なることのない浜辺を、人工的で切り取られたユートピアのように、あるいは地層のように、記憶の更新として重ねてみる 」というユニークな物。

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今後も新しいアートプロジェクトが展開され、更には近隣エリアでの宿泊施設の建設も視野に、地域全体を巻き込み活性化される勝浦エリアを見逃せない。

次のお休みは勝浦まで足を運んで“ととのう”のはいかがだろう。

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【写真】サウナ、アート、海、美食、ナチュラルワイン…まさに楽園な施設

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