定番のスウェットシャツは、ニュアンスカラーでこなれ感を

  • 写真:加藤佳男
  • スタイリング:飯垣祥大
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秋の訪れを感じる今日この頃、そろそろ普段使い用のスウェットを探し始めたいところ。選ぶなら、こんなニュアンスカラーが間違いない。

大人の色気を漂わす、くすんだボルドーの妙

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抗菌素材を用いるブランドが増えているが、こちらもそのひとつ。ウィルスを減らすだけでなく、バクテリアにより発生する臭いも防ぐ「バイラルオフ加工」が施されている。ゆったりとしたシルエットに、ボルドーと小豆色の中間のような色みが、大人の色気を感じさせる。洗濯ダメージにも強い。¥19,800/フィットフォー(ウェア TEL:03-6804-8137)

やわらかな着心地に合う、優しげなクリーム色

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ヴィンテージのスウェットシャツをモチーフにデザインされた、ハイクの人気アイテム。今作では肌触りがやわらかく、軽い着心地のコットンパイルを素材として採用した。見た目も優しげなクリーム色が気分を和らげてくれる。ライトブルーのデニムを合わせて、リラックスした着こなしを楽しみたい。¥26,400/ハイク(ボウルズ TEL:03-3719-1239)

植物由来の染色による、淡いピンクの美しさ

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赤やピンクなど可憐な花弁の色で知られるゼラニウムで染色したスウェット。植物本来の色みを再現する「ナチュラルダイ」による、淡いピンクが美しい。左胸にはブランドイニシャルの“A”が同系色のエンボス加工で配されている。吊り編み機でゆっくり編み立てた、伸びのよいオリジナルジャージーを使用。¥37,400/エイトン(エイトン青山 TEL:03-6427-6335)

偉大な画家を鼓舞した、深いグリーンを表現

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スウェットでお馴染みのループウィラーとグラフペーパーのコラボ。ループウィラーでは展開のないビッグシルエットだ。深いグリーンは、アメリカの画家ジョージア・オキーフが愛した地、ゴーストランチの邸宅のハーブから着想された。晩年の彼女を鼓舞した物語性を服に秘めた。¥29,700/グラフペーパー(グラフペーパー TEL:03-6418-9402)

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※この記事はPen 2022年10月号より再編集した記事です。