賞味期限はわずか7日間、北京で家飲みビールが大人気!

  • 文:原口純子
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BEIJING 北京/中国

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Photograph by Greg Mai

北京では感染防止対策として5月上旬から約1カ月間、全屋内レストランでの飲食禁止という厳しい措置がとられた。その影響もあり、いま「家飲み」が大ブーム。その需要に特化したのが賞味期限わずか7日間の「泰山原漿7天啤酒(タイシャンユェンジアンチティエンピイジウ)」。

山東省の名山、泰山のふもとの地下水を使い、麦芽100%、上面発酵の原液を最後に「ろ過」せず出荷する。わずか1週間の命ゆえ、購入できるのは契約店かネットショップに限定。これまで北京ではビールといえば地元ブランド「燕京啤酒(イェンジンピイジウ)」が圧倒的だったが、異変が発生。家飲みブームもあって、人気はとどまるところを知らず、現在は予約制になっている。

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※この記事はPen 2022年9月号より再編集した記事です。