SINGAPORE シンガポール/シンガポール
2020年末、世界で初めて培養鶏肉販売が許可されたシンガポール。まだ価格が高いので一般流通していないが、国内食糧自給率を上げることを目指す政府は、政策として培養肉開発などのフードテック、スタートアップ企業に手厚い支援をしている。
そんなスタートアップ企業のひとつ「Shiok Meats」はシーフード、特にエビやカニなど甲殻類の培養肉を開発中。23年以降に写真のシュウマイなどを一般向けに本格生産すると発表した。Shiokとは現地のスラングで“素晴らしくおいしい!”の意。未来の夢の食材が当たり前のように食卓に並ぶ日がそこまで迫っている。
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※この記事はPen 2022年9月号より再編集した記事です。