『誰も書かなかった 玉城デニーの青春』が8月18日に発売された。ノンフィクション作家・藤井誠二 が“異端の沖縄県知事”玉城デニーの歴史を綿密に描いている。
アメラジアンとして受けた差別、高校生ロックバンド、福祉への志、プロボーカリスト時代、人気ラジオパーソナリティ…。玉城デニーと友人たちのオーラルヒストリーを織り混ぜながら、一つの沖縄戦後史を記録している。
---fadeinPager---
---fadeinPager---
---fadeinPager---
■著者・藤井誠二「あとがき」より
玉城デニーは、まさに戦後の沖縄の申し子である
何よりも彼は「痛み」を人一倍知る人間である。
沖縄がアメリカ世であった時代に沖縄が等しく受けた「痛み」。
その出自によってもたらされた理不尽な「痛み」。
そしていまの時代に、沖縄が中央政府によって構造的な差別を受け、ネット社会ではデマやハラスメントを受けることの「痛み」。
「痛み」を骨身で知っている人間は、私は信頼に値する、と私は思う。
誰も書かなかった 玉城デニーの青春〜もう一つの沖縄戦後史
著者:藤井誠二
発売日:2022年8月18日(木)
価格:1,760円(税込)
判型:四六ソフトカバー
出版社:株式会社 光文社