TAIPEI 台北/台湾
スマートシティを目指す台北市では、よりよい都市のガバナンスを実現していくため、さまざまなビッグデータを政策決定に活用する流れが加速している。
今年から正式稼働した「台北ビッグデータセンター」は、交通や公衆衛生、空気の質といった3000種類近いデータが専門家によって分析され、最新データに更新されている。アクセスを許された人は端末上でいつでもデータを確認できるほか、写真の大型会議室では、部門をまたいだ分析会議が行われている。一般見学ツアー(予約制、英語可)も実施されていて、視察のニーズも多い。
【関連記事】
台湾の火鍋がヒントだった、オランダOMAによる新しい公共建築
日本式クラブを舞台に繰り広げられる、注目度No.1のドラマ『華燈初上』
ポッドキャスト配信もできる、録音スタジオを備えたカフェがお目見え
※この記事はPen 2022年8月号より再編集した記事です。