ビームスジャパンの鈴木修司です。今回の旅の舞台は、滞在中にまさかの梅雨明けとなった宮崎県は日向市。
おもな目的は日向市主催の商品開発セミナーの講師としての登壇だったのですが、それに合わせていくつかの会社や作り手を訪問し、隙間をかいくぐって美しい景色やおいしい食べ物にたくさん出会うことが出来ました。
そのなかでも印象的だった5つをご紹介したいと思います。
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1. 宮崎空港のフレッシュジュース
宮崎空港に着いたらまずオススメしたいのが“フレッシュジュース”です。
到着ロビーの目の前にあるので、否が応でも寄ってしまいます。“マンゴー”を筆頭に“フルーツ大国”である宮崎県ですが、フルーツ以外の農作物や名産品もたくさんあるんです。全国的に知られた“宮崎牛”はもちろんですが豚肉も鶏肉も豊富で、野菜や海の幸にも恵まれています。宮崎に行ったら、何キロか太って帰ってくること間違いなしです。
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ちなみにこちら、お土産に買ってきたマンゴーですが、ちょうど旬の季節であったので県内のあちこちで売られていました。
自宅に戻って梱包材から解いた時、甘くてジューシーな香りが部屋中に広がり、香りだけで食べた気分になるほどです。
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2. 日向市の名産品“へべす”
まだまだ知られていない日向市の名産品として“へべす”という柑橘があります。“ゆず”ほど酸味が強くないのですが、上品な香りと味わいが魅力で、事実、何にでも使える万能な柑橘です。
個人的なオススメは、白身魚のお刺身と一緒に(宮崎らしい甘めの醤油とのマッチングが素晴らしい)、または宮崎のさっぱりとした芋焼酎に合わせて(スライスが良い)。
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3. いそべうどん
食べ物ついでにお話すると、“宮崎のうどん”も最高です。ほかの地域ほど知られていないですが、宮崎は“うどん大国”でもあります。
最近だと宇都宮市と浜松市を抜いてとうとう消費量が一位になった“餃子”が知られていますが、じつはそれと同じくらいに宮崎県民に親しまれているものです。
実際に県内にうどんの名店も多く、私が先日訪れた“和うどん”もその一つで、看板メニューの“いそべうどん”は極上です(個人的に大好きな感じ)。
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4. 宮崎県産の芋焼酎
完全に食べ物モードに入ったので、話を軌道修正します。宮崎県には食べ物以外のオススメすべき名産品も粒揃いです。
まず紹介するのは宮崎県産の芋焼酎。お隣の鹿児島県の芋焼酎が全国的に知られていますが、それに負けず劣らずと個人的に思います。ざっくりとした感想で言うならば、相手(食事)を選ばない控えめな味わいが魅力で、気がついたら良い感じに酔っ払っています。
写真の“あくがれ焼酎”さんは日向市の蒸溜所ですが、こじんまりとした生産背景を強みに丁寧な味わいが魅力です。飲み方も色々で、肉にも魚料理にも合い、和洋中を選ばないと思います。ぜひ機会があれば飲んで頂きたいです。
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5.“銅合金”素材の鋳物鍋
それと、今回の旅で大きな収穫であったのは、“銅合金”素材の鋳物鍋です。海沿いに栄えた宮崎県らしく船舶用の鋳物部品を主に製造している“日向キャスティング”さんが新たに開発されたもので、これまで“銅合金”は鋳物の調理器具の素材としてあまり使われることがありませんでした。原材料が高いこと、専門的な技術が必要なこと、船舶用の仕事で十分に忙しいこと、それらの理由で意外にも新商品として開発されました。一目見た時にピンと来たのですが、代表の方のお話を聞けば聞くほど、ピンときた理由に納得。そして製造現場を見せて頂いて確信しました。いろんな意味で、とても良い商品に育っていくであろうと。
まだサイズも限られているので、理想的なサイズ(サイズアップ)をリクエストしてきましたが、今後にとても期待しています。
ほかにも紹介したいことがあるのですが、今回はこの辺にしておきます。また再来月に二回目の商品開発セミナーを予定していて、新たな出会いが今から楽しみで仕方ありません。
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BEAMS JAPAN クリエイティブディレクター
1976年、三重県松阪市生まれ、ビームスと同い年です。年間120日近くを旅に費やし、日本各地の様々な場所で魅力的なモノ・ヒト・コトに関わる仕事をしています。肩書きは“BEAMS JAPAN”のクリエイティブディレクター、日本に関係することあれば比較的なんでも来いのスタンスです。大学などで講師を務めることも。『銘品のススメ』著者、『都道府県おでかけ図鑑』監修。
1976年、三重県松阪市生まれ、ビームスと同い年です。年間120日近くを旅に費やし、日本各地の様々な場所で魅力的なモノ・ヒト・コトに関わる仕事をしています。肩書きは“BEAMS JAPAN”のクリエイティブディレクター、日本に関係することあれば比較的なんでも来いのスタンスです。大学などで講師を務めることも。『銘品のススメ』著者、『都道府県おでかけ図鑑』監修。