LONDON ロンドン/イギリス
総工費189億ポンド、計画承認から15年の歳月をかけ、ロンドンの通勤者が待ち望んだ新鉄道路線「エリザベス線」が開通した。5月24日の運用開始日はあいにく雨模様だったが、「1番列車に乗ろう」と多くの人が各駅に詰めかけた。
エリザベス線はロンドン近郊と中心部を結ぶ「クロスレイル計画」の第1弾。鉄道と地下鉄駅の双方に乗り入れ、2023年5月の全面開通時には全41駅、東西118㎞が高速列車でつながれる。本来は18年に開通予定だったが大幅に遅れ、予算も40億ポンドが追加され批判も多かったが、通勤再開の絶妙のタイミングで開通。うれしいニュースとなった。
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