冬季五輪に使用したスキージャンプ台、北京のエモスポットとして人気急上昇中!

  • 文:原口純子
Share:

BEIJING 北京/中国

11-Beijing_EM130021.jpg

北京冬季五輪後、新スポットが誕生した。フリースタイルスキーやスノーボード競技に使用された全長164mの「スキー台」だ。中国語では「首鋼滑雪大躍台(ショウガンファシュエダユエタイ)」と呼ばれる建造物。位置するのは市内の「北京首鋼園(ベイジンショウガンユエン)」。かつて中国最新鋭の製鉄技術を誇った「首都鋼鉄(ショウドガンティエ)」の巨大製鉄所跡地を工業遺産としたエリア。

現在、「北京首鋼園」(無料)では、スキー台を背景に写真を撮るのが人気。北京の歴史を伝えるべく、あえて工業遺産の冷却塔の隣に配置されており、独特のシュールな画像が撮影できる。多くのスキー台が競技後に解体されるなか、永久保存が決まっており、人気は継続しそうだ。

【関連記事】

4 .jpg

BEIJING 北京/中国

西太后への処方箋も残る故宮で、伝統医学を活かしたお香や石鹸を買う

2 北京.jpg

BEIJING 北京/中国

若手実力派建築家が手がけた、「古村の5つ星リゾート」が人気急上昇中

12 北京.jpg

BEIJING 北京/中国

子どもの遊び場を中心とした、紡績工場倉庫街のリノベーション

※この記事はPen 2022年7月号より再編集した記事です。