【宿泊プレゼントあり】ラグジュアリーな京都の隠れ家ホテル、THE SHINMONZENでアートを愛でる

  • 文:小長谷奈都子
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白川沿いに面した明るく広々した客室に世界クラスのアートや特注した家具が並ぶ。

コロナ禍で観光客が減少する一方で、実はホテルのオープンラッシュに沸いている京都の街。それぞれが独自のスタイルを打ち出すなか、特に注目したいのが建築と美食だ。今回は、古美術の街としても知られている新門前通りに位置する「THE SHINMONZEN」を紹介する。

そして、記事の最後にはこちらのホテルの宿泊券のプレゼント企画もご用意。心地よいおもてなしが待つホテルステイを、この機会にぜひ体験してみてほしい。

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古美術の名店が軒を連ねる新門前通。その白川沿いにひっそりと佇むTHE SHINMONZENは、昨年12月にオープンした全9室のスモールラグジュアリーホテル。フランスのプロヴァンスにバイオダイナミック農法のワイナリー「シャトー・ラ・コスト」を有するアイルランド人のパディ・マッキレン氏がオーナーで、そのワイナリーに立つラグジュアリーホテル「ヴィラ・ラ・コスト」の姉妹ホテルとなる。建築家の安藤忠雄氏、フランス人インテリアデザイナーのレミ・テシエ氏と、10年以上の歳月をかけて完成したプロジェクトだ。

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伝統的な京都の町家の意匠を取り入れた端正な外観。正面から見ると2階建てに見えるが、実際は4階建てというのも伝統的な建築様式のひとつ。

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木格子の外観は街並みに溶け込んで、「S」と白く染め抜かれた黒の暖簾がなければホテルと気づかずに通り過ぎてしまいそうなほど。中へ足を踏み入れると、京都の路地をイメージしたという美しいアプローチに思わず息を呑む。片側は自然光を取り入れる木の格子、片側はコンクリートの打ちっ放しで、和と洋、伝統と現代性の融合が、このホテルのプロローグとしてふさわしい空間となっている。

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玄関を入ってすぐの美しいアプローチ。

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アプローチの先に広がるのは、白川に面した開放的な空間。シャルロット・ペリアンのデスクが置かれたレセプションエリアと、本棚で区切られた、軽食やドリンクをいただけるラウンジエリアだ。ぐるりと見回すと、ダミアン・ハースト、杉本博司、ゲルハルト・リヒターといった現代アートを代表する大御所たちのコレクションが壁を飾っている。オーナーのマッキレン氏はアートに造詣が深く、館内の作品のほとんどがマッキレン氏のコレクションという。

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レセプションエリアのデスクはオーナーが愛用していたシャルロット・ペリアン。

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9室のスイートルームは、すべて白川に面した明るく広々とした造り。ソファはベトナム拠点の家具ブランド「ディストリクト・エイト」に特注、テーブルやベッドボードはイギリスの木工作家、ポール・ロングプレの作品、寝室の絨毯は京都の老舗、川島織物製など、世界中から厳選されたアイテムで構成。障子の和紙や大きな檜の浴槽、大理石の洗面台など、自然素材が随所に用いられているから、居心地のよさは抜群だ。ここでもリチャード・ゴーマン、アニー・モリス、メアリー・マッカートニーらのアート作品がさりげなく飾られている。

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すべての部屋は寝室とリビングが仕切れる。館内を彩る季節の草花は京都の老舗花屋「花政」が手がける。
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ロンドンを拠点に活動するイギリス人女性アーティスト、アニー・モリスの作品。

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チェックイン後、部屋に入ると美しいウェルカムスイーツと「シャトー・ラ・コスト」のスパークリングワインのもてなしに心が弾む。ミニバーには、ロンドンの「フィーバーツリー」のジンジャービア、サントリー「山崎の水」といったドリンクやオーガニックグラノーラ専門店「ココロ キョウト」のナッツなどを用意。

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ミニバーのノンアルコールドリンクやスナックはフリーでいただける。

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バスルームに置かれた重箱には、環境に配慮したアメニティがずらり。シャンプーやコンディショナー、ボディソープは「ヴィラ・ラ・コスタ」と同じもの。加えて、女性客にはオーガニックスキンケアブランド「ネロリラ ボタニカ」のスキンケアセットを置いてあるのが嬉しい。ほかにもふわふわで肌触りのよいタオルにパジャマ、スリッパなど、細やかなホスピタリティが行き届いている。寝具は創業190年の京都の寝具メーカー「イワタ」のもので、寝心地は抜群だ。

そして、客室がある2〜4階の廊下にも名和晃平、大舩真言、清川あさみの作品を展示。ゲストは各階を自由に行き来できるから、ギャラリーを回遊するように、各階のアートを楽しめる。定期的に作品は展示替えされるというから、訪れる度に新たな出合いを楽しめそうだ。

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大理石をくりぬいた洗面台。アメニティも上質なものばかりが揃う。
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3階の3室のみ畳にベッドが配され、より寛げる雰囲気となっている。

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モダンフレンチを得意とするシェフのジャン・ジョルジュ氏監修のレストランはこの秋にグランドオープン予定。現在は弟子のアレクシス・モコ氏が料理長として腕をふるい、ラウンジやルームサービスでテイスティングコースやアラカルトをいただける。また、すぐ近くにある1830年創業の仕出しの老舗「菱岩」のお弁当をオーダーして、部屋でゆっくりと旬の美味を味わうこともできる。ホテルへの仕出しは、ここTHE SHINMONZENだけだそう。

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ラウンジやルームサービスで、洗練されたモダンフレンチのディナーをいただける。ワインリストには「シャトー・ラ・コスト」のものも。

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朝食は、アボカドトースト、アーモンドパンケーキ、スクランブルエッグといった洋食メニューのほか、和食プレートも用意。1階ラウンジのテラスや部屋のテラスでいただくことができる。朝の光の中、清らかな白川を眺めながらの朝食は、格別のおいしさだ。

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全室に東に向いたバルコニー付きで、ここで朝食を取ることも可能。
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朝食はフレッシュフルーツたっぷりのヨーグルトボウルやアーモンドパンケーキなどが揃うメニューから好きなだけ選べる。

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さらにホテルが力を入れているのが、テイラーメイドの京都散策。初めてだと敷居が高く感じる近隣の古美術商のガイドツアーや、建仁寺の両足院で座禅体験、高台寺の岡林院でのプライベートな茶道体験など、ゲストに合わせたプランを提案してくれる。

京都らしい街並みと風情が残る新門前にて、京都の細やかなホスピタリティと南仏の開放的な明るさや美食、そして世界トップクラスのアートを楽しめるTHE SHINMONZEN。次々とホテルが誕生する京都のなかでも、いまいちばんお薦めしたいホテルのひとつだ。

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エクササイズを希望する場合は2階のジムや、客室に完備されているヨガマットを利用。

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京都発祥のレイキをはじめとしたトリートメントメニューを、地下のトリートメントルームまたは客室で受けられる。

THE SHINMONZEN ザ・シンモンゼン

京都府京都市東山区新門前通西之町235
tel: 075-533-6553
全9室
料金:¥149,000〜
※1室1名料金(朝食、サービス料、宿泊税込)
https://theshinmonzen.com

【ザ・シンモンゼン プレゼント内容】
■タイプ:1室2名、朝食付き 1泊
■有効期間:2022年11月1日(火)~2023年5月31日(火)
※ただし、2022年12月24日(土)~2023年1月3日(月)、3月24日(金)~4月9日(日)および満室日を除きます(空き状況により予約不可の場合あり)。

【応募要項】

●応募締め切り:2022年10月27日(木)23:59
●応募方法:下記応募フォームからお申し込みください。
https://bit.ly/3Czt0Z6
※ご応募にはPen Membershipへの登録が必要です(登録無料)。

●当選発表:厳正なる抽選の上、2022年11月上旬頃までに弊社より当選者様に差し上げるメールをもって、発表に代えさせていただきます。

●ご応募は日本国内在住の成人の方に限らせていただきます。
●当選された場合、対象の部屋のご利用の権利は当選者様のみに付与されます。当選された権利の譲渡や換金はできません。
●施設設備などの詳細は施設のホームページでご確認ください。  
●各施設によって利用可能期間や食事有無等、諸条件が異なります。必ずご確認の上ご応募ください。
●新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う状況の変化により(政府の自粛要請など)、宿泊利用期間が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。変更が生じる際は、当選者様にメールにてご案内をお送りいたします。
●宿泊ご招待の利用方法など詳細は当選者様のみへご案内いたします。
●ご応募の際にいただいた個人情報は、抽選および弊社からの連絡の他、各種ご案内(イベント、刊行物、アンケートなど)をお送りする目的で使用する場合がございます。
●本プレゼントキャンペーンに応募された時点で、当サイトの定める個人情報保護方針に同意いただいたものとみなします。
●明記されていない飲食費や現地までの交通費などプレゼント内容に含まれないすべての実費は当選者様のご負担となります。
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●各宿泊施設および弊社では、抽選結果に関する個別のお問い合わせにはお答えしかねます。
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問い合わせ先:CCCメディアハウス マーケティング部
e-mail: webpresent@cccmh.co.jp