SÃO PAULO サンパウロ/ブラジル
世界的に著名なブラジル人写真家、セバスチャン・サルガドの新作写真展『アマゾニア』(~7/10、無料)が開催されている。展示されているのはアマゾンの自然と先住民をテーマにした写真約200点。約7年をかけて撮影されたという。自身が「この企画はアマゾンの新たな一面を表した」と語る通り、ジャングル奥地の山脈や滝の空撮写真など貴重な写真が多い。
アマゾンといえば、経済を優先する現政権下で森林伐採が進み、国内外から批判されている。政権交代による森林管理の再強化を望むサルガドは、作品に森林保護への思いと政治批判を込めたことを明らかにしている。
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※この記事はPen 2022年6月号より再編集した記事です。