イソップのオードパルファムを新しく入手!
苦味のあるスモーキーな香りの「ヒュイル」です。
現存するラインナップで3番めに誕生した2017年モデル。
私は15年に発売されたバジル、シトラス、柚子らのフレッシュなグリーン系「タシット(Tacit)」が好きすぎて、これに続くヒュイルへの興味が後回しになってたんです。
ところが某ファッションブランドのPRさん(女性)がつけてたいい香りがヒュイルと知り、改めて関心が湧いてきまして。
これで手元のイソップのオードパルファムが4型に増えました!
22年4月現在のイソップのフレグランスラインナップは全7型。
「よし、あと3つでフルコンプだっ」
と気合が入り……というのは嘘です。
あまりコレクション趣味のない人間ですから。
気に入った香り、使う香りだけあればいいタイプ。
(その数が多いのが困りどころ)
それでもイソップは特別なコスメというか、自分のなかで“ブランド感”がある存在です。
ビジュアルも店もスタイリッシュで、現在のコスメが目指す世界観をどこよりも早くつくりあげた先駆者。
スキンケア用品からハンドウォッシュ、歯磨き粉まで試供品も含めいろいろ持っていても、新しいものを入手するといつもワクワク。
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香水用語の「ノート」とはなにか、オードパルファムとオードトワレの違い、香りの広がり方、「ウッディ系」「フローラル系」とはなにか、フレグランスのテストの仕方など、
詳しい人でも愉しめるガイドが公式ウェブサイトに掲載されてます。
これだけ読めば香水通になれそうな充実ぶり!
ふわふわしたファンタジー文章でなく、実用的なマニュアルと、小難しくない科学的解説で構成されてるのが素晴らしくて。
「イソップのフレグランスの歴史」も必読です。
(簡単に読める)
スキンケアブランドのイソップが最初に発売した2型のフレグランスは香りが消えやすく失敗だったこと、その経験から持続する香りをつくるため科学的なアプローチに取り組み現在の品質になったことなどが語られてます。
過去の失敗を正直に語りオープンな姿勢を示して企業価値を上げるのは、実に現代的な企業宣伝方法でしょう。
その点でもイソップはちゃんと“新しい”ですねえ。
ちなみに!
イソップのオードパルファムの香りの持続力が高いのは、他の幾つかの人気香水ブランドと比較して感じてました。
お洒落系の新進香水ブランドのオードパルファムのなかには、オーデコロン?と思うほど香りが飛びやすいものもあり。
「高価な品なのになぁ…」と思っちゃったりするんですが、イソップは4型使った実感から言うと納得のいくクオリティ。
選んで損なしと思いますが、皆さんはいかがです??
All Photos©KAZUSHI
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ファッションレポーター/フォトグラファー
明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。
明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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